SSブログ

エース [ちょっとまじめな話]

先週は遅くまで飲む日が続いた。

そのうち、火曜日は尊敬する大学時代のゼミの教授と、金曜日はつい最近まで有名Web企業のCEOをされていた方と飲んだのだが、すごく勉強になった。

話に上がったのは、広義の意味でどちらもリーダーシップ論や組織論と言えるものかもしれない。

ゼミの教授からは、先生もロンドン留学の経験があるのだが、言葉が違う環境で必死の思いで毎日を過ごしてきたことや、英語がうまくないという理由だけで辛い思いをしたことや、それを乗り越えて成功してきたことなどを実体験として伺った。
そして、特に外国で生活、仕事をしていく上では信念を持って、尖った生き方をするようにとのアドバイスを頂いた。
もちろんそのほかにも色々ご教示頂いた訳だが、その言葉が強く印象に残った。

学生時代はゼミナール委員という学部内でのゼミ代表のようなものを努めてはいたが、教授から見るとちょっとした問題児だったかもしれない。
でも今回、仕事上での少し良い報告ができ、初めて少しだけ胸を張って話が出来たように思う。
2件目に行ったドイツビールのBarでは、会話も楽しくビールもうまくて、楽しかったなあ。
今度はもっといい報告ができるようにがんばらねば。

金曜日の飲み会では、CEOとして働くには如何にヒューマンリソースマネジメントが必要かを聞くことができた。
組織を統括するとなると、そもそもの仕事だけではなく、というかむしろそれよりも部下の人事管理やモチベーション管理が非常に重要だということ。

そんな話を聞いているうちに、ふとここ1~2ヵ月抱えてきた悩みが氷解した気がした。
それは、パリへ行くにあたり、仕事が机上の取りまとめ業務中心になってしまうことへの不安だ。
本当はもっと顧客や代理店やチャネルと接して、新規ビジネスを推し進めるような仕事をしたいと思っているにも関わらず、どうしても日々のProject業務に漬かると、ドキュメント作成や社内調整といった内向的な仕事の比率が高まってしまう。
それがパリに行くと、おそらくもっと顕著になると思うと、憂鬱な気分になっていた。
パリへ行って働くということは人生において大きな経験になるだろうけど、自分のビジネスマンとしての将来にとって、この経験をどのように生かせるんだろうか。
同年代でバリバリに実務経験を積みまくってる人たちに、これで勝てるのだろうかと日々悩んでいた。

でも、仕事もそうだけど、人種も出身国もポジションも違う様々な人と仕事をすることは、将来絶対必要なヒューマンリソースマネジメントの貴重な経験になると思うと、ふっと開放的な気分になれた。

こんな簡単なことにすら気付かずに悩んでいたは、やっぱり最近アルゴリズムがかなり落ち込んでるような気がする。

で、今日見た日本シリーズ、日ハム対中日。
阪神がそこにいないのはショックだが、ダルビッシュと川上のエース同士の対決は見ごたえあった。
特に、9表のダルビッシュは圧巻の一言だった。
キャッチャーのサインに首を振って鬼気迫る表情でストレートの連投。
結果、タイロンウッズを空振り三振やもんな。
そのあとは、立浪を歩かせて中村と相対したわけだが、ここでは3-1の点差を考慮して慎重に変化球を織り交ぜながら最後は結果的に三振。

プライドをかけた個人勝負と、チームの勝利の両方に配慮した上での日本記録タイ13奪三振での完投勝利。
これぞエース、ええもん見せてもらいました。

企業で働くのとプロスポーツではもちろん全然違うけど、こういうシビレる投球、していきたいね。
しかし、今はモチベーションの谷間やから、向こうに行った後、一気にアゲて行けるかどうかちょっと不安だったりする。
その辺はまたこんど。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

free counters

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。