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あまぞん [ちょっとまじめな話]

先日新たにProject Managerにアサインされた新らしいProjectについて、知識の積み重ねをするべく久々にアマゾンでどっさり書籍を購入。
計30冊くらい買ったのだが、うち14冊は漫画だったりするのだが。
先日ブックオフで買った神の雫というワイン漫画の続きだが、あの後15巻を買ってみると話がもうなんというか、ちょっとイっちゃってる。
どうしてここまでになったのかを検証する意味でも(なんじゃそりゃ)購入してみることにした。

話を戻すと、残りの書籍はビジネス系。
コンサル系やプロジェクトマネジメント系が数冊と、残りはCRM系。
今度の新規Projectは最終目標としてはかなりグループにも影響がある大がかりなものを目指している。
PMはパリ本社とアメリカの現地法人の2人体制となるが、そのコンビを組む相手がどうやらマッキンゼーから転職してきたらしい。
明日の夜に初めてのビデオカンファレンスを持つのだが、最新の知識とロジックとフレームワークで引けをとらないようにと思ってのことだ。
とりあえずBlueprintを作るに当たっての今後半年間のワークプラントとキーとなる項目を洗い出して事前資料を作ったが、深掘りすればするほど業務量の広がりと他のProjectとの有機的な連携の必要性が改めて感じられ、こりゃ大仕事だなと思ったわけですよ。

でも、パリに来て半年、ようやくオペレーショナルに踏みこんだグループ肝いりの仕事に関われ、責任感を感じるとともにモチベーションも高まる。
同じようなレベルのProjectを成功裡にまとめ上げたチームメンバーの1人は、9月からのそのProjectのスピンオフとして立ち上がる新たなビジネスユニットに異動となった。
こういうキャリアプランがあり得るというのは、一時期日本でも流行った社内ベンチャーのような部分もあって面白い。
ただ、難しいのは今所属しているパリの本社はそれ自体はノンオペレーショナルカンパニーであり、あくまで収益を生み出してビジネスを実際に営んでいるのは各国の現地法人であるということ。
つまり、グループとしてのイニシアチブをとりながらも各国との関係をうまく築きあげなければならない。
アメリカと違ってトップダウンのビジネスモデルが少ないフランスでは、まさにこういった外交スキルが要となる。
この部分、日本的なやり方が通用しない場面も多々あるので、まだまだ勉強せねば。

話を再度戻して、Amazon.com。
久々に使ったけど、やっぱり買い物をしやすいし、適度にしつこくないくらいの購買誘導(この商品を買った人はこんなものも買っていますとか、セットで購入など)があり、日本でいうところの“おもてなし”を感じる作りはさすがだ。
一時期騒がれた(まだ流行ってる)、ロングテール理論の体現者でもあるわけだが、個人的にはネット企業としてみたときのアマゾンの強みはロングテールよりもこういったおもてなしのノウハウの蓄積ではないかと思う。
というのも、ロングテールを実現できる企業は、単にマニアックでマイナーな商品の在庫を大量に抱えられる規模のリアルな倉庫と流通経路を持った会社であり、長期間おいても劣化しない商品を扱う業界でもあり、ヴァーチャル企業の強みというよりかはリアルな規模の経済性の延長、自分で書いてみるとその本質的な矛盾点に改めて気づいたが、鏡写しした世界のような気がするからだ。

で、このユーザーエクスペリエンスやおもてなしの考えた方は、まさに金融業界にこれから求められていく要素の一つだろう。
そんなところが次のProjectの大きなポイントにもなってくる・・・と、まあこの辺にしておこうかな。
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