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Midterm review [仕事]

今日は朝からチームのオフサイトミーティング。
とは行っても金融危機の影響か、結局オフィスから近いホテルの一室を5時間ほど抑えたと言う形になったが、職場から離れて小さな部屋にこもって意見を出し合うというそのスタイルこそが重要なので、場所はどこでも良いっちゃあどこでもいい。
限られた人にしか教えていないBlogでありながら別にパスワード規制などを設けている訳ではないので、仕事のことについて書くときは結構神経を使うが、今のチームはプロジェクトマネージャー4人にアシスタント1人、ディレクター1人の計6人という非常にこじんまりとしたもの。
その限られた人数で成熟市場および新興国含めて30カ国近い国と一人平均2-3のProjectを担当しているので結構忙しい。
自ずからチームミーティングの議題は、ヘッドクォーターとしての役割と、あるべき仕事配分、達成するべき成果物、そして組織のあり方という普遍的なものに。
ただ、問題は僕以外の人間が全てフランス人なので、冒頭にいつも聞かれる質問が・・・「フランス語で会議をやることについてどう思う?」
一昨日のシャンパーニュ地方への小旅行においてもん日本人の諸先輩方から「フランスにいるからにはフランス語で仕事もこなさなきゃダメよ!」なんて耳が痛いほど諭されたせいもあり、上記の質問の返答に加えて、「夏のバカンス以降は全てのミーティングをフランス語でやるのでみんなよろしく。」なんてしなくてもいい宣言をしてしまった。
まあ、そうでもしないと幼稚園に通っている息子にも追い越されかねない状況なので、覚悟を決めるしか無かろう。

で、会議自体は非常に有意義に進み(今回は自分の発言は英語でしたが、フランス語の質問を誤認して多少とんちんかんな発言を長々とした一幕もあったが、今さら気にしない!)、無事終了。

午後は前回のBlogで書いた先輩とオフィスで少し会う時間が作れて、久々に入社したころを思い出し、その後今のフランス人上司と1対1のミーティングに。
結局1時間の予定が2時間になったのだが、何かというと、日本語で言う中間振り返り面接だったのだ。

これまでにも書いたとおり、フランス人上司は如何に部下のモチベーションを高めるかと言うことを常に念頭に置いていると思う。
その流れを汲んでか、ミーティング前半はこれまでの成果のポジティブな振り返りといった感じで進んだ。
その後現在しかかり中のProjectの話になったのだが、僕からも正直な感想をお願いした結果、いくつか上司として改善の余地がある項目を素直に語ってくれた。
その全てが自分としても至らなさを感じていただけに、とても素直に聞けたし、また正直「言われなくても反省してるし、じゃあどうやって改善するかと言われると、役員会の突然の延期で生じた遅延について責められても、そんなの僕の責任範囲じゃ無いだろう!?」といった色々な想いが交錯したが、こういう時は素直に言われたことを咀嚼して自分の中で消化しきる事が大事。
もちろん言うべき事は主張するが、「じゃあ100%代替策を持てなかったのか?」と言われると「こうすればもう少し良い結果が生まれたかもしれない」という方策がゼロなわけではない。

ミーティングの後は正直思い出して咀嚼する度に、自分で痛切に自己反省していた部分もあるだけに、屈辱的な気持ちで紅潮するような想いもあるが、それを噛みしめてもそうやって諭してくれる上司がいることを有り難いと思わなくてはならない。
自分が足りないことをきっちりと指摘してくれる人がいるというのは本当に有り難いことなのだ。

そして、自分としても密かに反省していた部分と重なるだけに、改善していくことに迷いも無くなったし、そう言う意味では実に意味のあるミーティングだった。

パリでの駐在期間も予定の半年を過ぎたので、ここからは先は如何に環境に慣れるかを卒業して、如何に自分の職務の中でグループ全体に対して付加価値を創出出来るかに注力していきたい。
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