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今回の震災で改めてその便利さ(とその裏返しにある多少の危うさ)を感じたのは、TwitterやBlogといったいわゆるSNSやWebサービスの数々。

Hand_drawn_social_media_icons_by_rafiki270

震災直後は携帯はもちろん固定電話も繋がりにくかったが、TwitterやSkypeは全然大丈夫で、妻や友人と連絡を取るのに活躍した。
輪番停電が始まってからは節電のために家にいるときはテレビは付けずに、寝室だけ明かりを付けてそこで震災関連の情報をUstreamで見ていた。
今はすでに各テレビ局がLive配信を終えてしまっているためあまり使っていないが、震災後10日ほどはNHKやTBSが地上波と同じ内容を同時配信しており、しかもUstreamで見ると画面横では同じく視聴している人たちがTwitterでつぶやくコメントが滝のように流れて一方通行になりがちなテレビ報道がそれだけで全く違うメディアのように感じた。

震災の規模が徐々に分かってきて今も続く原発問題が深刻化してきた頃からは、LinkedInやFacebook(ほとんど活用してないのだが)を通じて海外の同僚や友人達から毎日のようにメッセージが届いて本当に勇気づけられたし、そして今回の震災のニュースがアメリカやヨーロッパ各国でも以下に衝撃を持ってタイムリーに届けられているのかに驚かされた。
当事者ではない国々では日本以上にストレートかつテレビというメディアの特性からもよりセンセーショナルに伝えられているようで、「まだ東京で仕事してるのか?」なんてメッセージもいくつかもらった。

原発系のニュースでは意外に使えたのが2ちゃんねる。
どちらかというとTwitterはその手軽さ故に意図せずして煽り煽られるようなコメントが多かったように思うが、そこに行くと2ちゃんねるではふざけた書き込みの中にも原子力工学専攻の専門的知識を持った人がテレビのコメンテーター以上に分かる情報から推測する原発の現状なんてのを説明したりしていて、中途半端な報道番組の解説よりもより詳しく理解できた部分も多かった。

とはいえ、停電があるとはいえ(今のところ台東区は輪番停電の対象外地区)被災していない東京にいるからこそゆっくりニュースを見たりする余裕がある訳で、被災地の方々にとってはそれどころではない。
とはいえ16年前の阪神大震災当時は、テレビやラジオの一方通行なメディアしかなかったことを思えば、双方向のやりとりが避難生活をしながらでも可能だという点は精神衛生にとってもプラスになっているのではないだろうか。
ただし、双方向コミュニケーションが可能だということは直接被災していない地域や人たちの会話もそのまま聞こえるということなので、逆効果にならないような心ないコメントや買い占めなどの行動にはこれまで以上に一人一人が意識しないと。

様々な国の友人が驚きと感動を持ってメッセージを送ってくれた、日本人の秩序ある行動をネット上でも発揮して、世界に向けて発信できればと願う。


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