マネジメント研修@シンガポール [旅行]
2012年5月28日~6月3日まで、グループ内のマネジメント研修で人生初めてシンガポールに行ってきた。
うちのグループでは全世界の社員のトレーニング(主に管理職以上をターゲット)のためにヨーロッパではパリに、そしてアジアではシンガポールに大学と称したトレーニングセンターを設立している。
プログラム(4日間)への参加もシンガポールへの渡航も初めて経験してきた。
シンガポールへのアクセスはもっと短時間かと思いきや、片道8時間を要する結構な空の旅。
トレーニングの開始が火曜日の朝からなので月曜日は仕事してから・・・なんて思っていたけど、全然ムリで、結局月曜日~金曜日まで完全に一週間仕事と離れて過ごすこととなった。
まあ、そうは言ってもスマホで常に会社メールは受信して、適時返信してたけど。
人税初のシンガポールについてまず初めに思ったのは「・・・あんまり違和感ない。」ってこと。
空港も地下鉄も街も綺麗で、人種は多種多様だけど基本アジア系の占率が高く、正直東京都そんなに変わらない。
少なくとも、「外国に来たぞ~!」という感じは全くしない。
着いたその日から早速シンガポール在住のフランス人の同僚と待ち合わせ、シンガポール名物チリクラブを堪能。
2キロを超すカニをブツ切りにしてチリソースで炒めた逸品で、濃厚で美味しけれどとにかく食べにくい(笑)
その後はバーでギネスビールを片手に深夜まで談笑・・・明朝からの研修開始を前にして、早くもシンガポール満喫&ベロンベロン(笑)
肝心の4日間にわたる研修はというと、延べ8ヵ国から18人のミドルマネージャーが集まって、振り返ってみると非常に有意義な研修だった。
いわゆるピープルマネジメントとリーダーシップに関する研修だったのだが、改めてこれらのマネジメントに関するケーパビリティは個人の業務スキル・能力とは全く異なるもので、そしてそれは国やビジネスラインを超えて普遍的な物であるというのが実体験として再認識できた。
例えば、9人ずつのグループに分かれて架空の会社とその組織を想定して、1時間の詳細な背景を暗記して実施したロールプレイ。
まず、各自が会社・組織の情報に加えて1人または2人のスタッフの個別情報をA4用紙数枚分で与えられ、それを1時間かけて読み込む。
その後、各自が順番にマネージャーの役割とスタッフの役割を交互にこなしながらチームメンバーとの1対1のミーティングを10分間ロールプレイする。
自分がマネージャーの場合は、部下が入れ替わり立ち替わり来て、自分が知らないいろいろな課題をその場で報告してくるため、それに対して適切な対応を行う。
自分が部下の場合は、マネージャー役の同僚にスタッフになったつもりで課題を投げかけて判断を問うといったもの。
しかもそれをビデオ撮影しておいて、8人の同僚と一緒にビデオを見て、そのマネジメント、部下とのコミュニケーション取り方、言葉とボディーランゲージの適切さ等を講評しあうといったもの。
自分のビデオ映像を見ると言うこと自体あまりない経験(かつ、個人的には最もやりたくないことの一つ!)だが、自分のマネジメントスタイルの一端を見て、かつそれに対して第三者からの貴重なコメントをもらえるなんていう経験は、そうそうできることではない。
やりとりが英語だったため、日本の今の職場環境でのやりとりと比べるとニュアンスや表現方法に差はある物の、本当に良い勉強になった。
そんな4日間を過ごして、同僚から得た自分自身の評価はこんな感じ。
・一般的な日本人像と異なり、全然シャイじゃない(よー喋るってことか? 笑)
・声を上げなければならないところで、しっかりと声を上げてチームの方向性を正していける
・思考回路がストラテジックで論理的
・一方で、時にもっとcommandingなスタイル(指揮権の発動)を取っても良いのではないか
8人のチームメンバー一人一人から上記を踏まえた手紙をもらえたことは、人生の財産と言える。
(もちろん僕も8人の同僚に心を込めて手紙を書いたけど)
何より刺激になったのは、研修のプログラムそのものよりも、アジアの8ヵ国にマネージャーとして成長しようとして、思い悩む17人の同僚がいて、その一人一人との繋がりを持てたこと。
このメンバーの何人かとはこれから先も長いつきあいを続けていくだろう。
そんな充実した日々を過ごしたシンガポールだが、食の面からも充実してたなぁ。
Novena駅そばのホテル近くのチキンライスのお店も実に美味だったし、
Newton駅にあるフードセンターも、まさにアジアンな感じでサテ-(Satay)が甘旨だったし、
タイ料理のパッタイを初めとした屋台料理も雰囲気と相まってダウンタウンな感じで良かったし、
食後にちょっとリッチな気分を味わいたくて訪れたラッフルズホテルで飲んだシンガポールスリングも、最高に優雅なひとときを演出してくれたなあ。
豪華な気分と言えば、マーライオンの向かいにそびえるマリーナ ベイ サンズ (Marina Bay Sands) からの眺め。
いつか夫婦でゆっくりとこのホテルに滞在してみたいもんだ。
やっぱり次の赴任先は、アジアかな。
それを実現できるように、引き続き日本で奮闘します。
うちのグループでは全世界の社員のトレーニング(主に管理職以上をターゲット)のためにヨーロッパではパリに、そしてアジアではシンガポールに大学と称したトレーニングセンターを設立している。
プログラム(4日間)への参加もシンガポールへの渡航も初めて経験してきた。
シンガポールへのアクセスはもっと短時間かと思いきや、片道8時間を要する結構な空の旅。
トレーニングの開始が火曜日の朝からなので月曜日は仕事してから・・・なんて思っていたけど、全然ムリで、結局月曜日~金曜日まで完全に一週間仕事と離れて過ごすこととなった。
まあ、そうは言ってもスマホで常に会社メールは受信して、適時返信してたけど。
人税初のシンガポールについてまず初めに思ったのは「・・・あんまり違和感ない。」ってこと。
空港も地下鉄も街も綺麗で、人種は多種多様だけど基本アジア系の占率が高く、正直東京都そんなに変わらない。
少なくとも、「外国に来たぞ~!」という感じは全くしない。
着いたその日から早速シンガポール在住のフランス人の同僚と待ち合わせ、シンガポール名物チリクラブを堪能。
2キロを超すカニをブツ切りにしてチリソースで炒めた逸品で、濃厚で美味しけれどとにかく食べにくい(笑)
その後はバーでギネスビールを片手に深夜まで談笑・・・明朝からの研修開始を前にして、早くもシンガポール満喫&ベロンベロン(笑)
肝心の4日間にわたる研修はというと、延べ8ヵ国から18人のミドルマネージャーが集まって、振り返ってみると非常に有意義な研修だった。
いわゆるピープルマネジメントとリーダーシップに関する研修だったのだが、改めてこれらのマネジメントに関するケーパビリティは個人の業務スキル・能力とは全く異なるもので、そしてそれは国やビジネスラインを超えて普遍的な物であるというのが実体験として再認識できた。
例えば、9人ずつのグループに分かれて架空の会社とその組織を想定して、1時間の詳細な背景を暗記して実施したロールプレイ。
まず、各自が会社・組織の情報に加えて1人または2人のスタッフの個別情報をA4用紙数枚分で与えられ、それを1時間かけて読み込む。
その後、各自が順番にマネージャーの役割とスタッフの役割を交互にこなしながらチームメンバーとの1対1のミーティングを10分間ロールプレイする。
自分がマネージャーの場合は、部下が入れ替わり立ち替わり来て、自分が知らないいろいろな課題をその場で報告してくるため、それに対して適切な対応を行う。
自分が部下の場合は、マネージャー役の同僚にスタッフになったつもりで課題を投げかけて判断を問うといったもの。
しかもそれをビデオ撮影しておいて、8人の同僚と一緒にビデオを見て、そのマネジメント、部下とのコミュニケーション取り方、言葉とボディーランゲージの適切さ等を講評しあうといったもの。
自分のビデオ映像を見ると言うこと自体あまりない経験(かつ、個人的には最もやりたくないことの一つ!)だが、自分のマネジメントスタイルの一端を見て、かつそれに対して第三者からの貴重なコメントをもらえるなんていう経験は、そうそうできることではない。
やりとりが英語だったため、日本の今の職場環境でのやりとりと比べるとニュアンスや表現方法に差はある物の、本当に良い勉強になった。
そんな4日間を過ごして、同僚から得た自分自身の評価はこんな感じ。
・一般的な日本人像と異なり、全然シャイじゃない(よー喋るってことか? 笑)
・声を上げなければならないところで、しっかりと声を上げてチームの方向性を正していける
・思考回路がストラテジックで論理的
・一方で、時にもっとcommandingなスタイル(指揮権の発動)を取っても良いのではないか
8人のチームメンバー一人一人から上記を踏まえた手紙をもらえたことは、人生の財産と言える。
(もちろん僕も8人の同僚に心を込めて手紙を書いたけど)
何より刺激になったのは、研修のプログラムそのものよりも、アジアの8ヵ国にマネージャーとして成長しようとして、思い悩む17人の同僚がいて、その一人一人との繋がりを持てたこと。
このメンバーの何人かとはこれから先も長いつきあいを続けていくだろう。
そんな充実した日々を過ごしたシンガポールだが、食の面からも充実してたなぁ。
Novena駅そばのホテル近くのチキンライスのお店も実に美味だったし、
Newton駅にあるフードセンターも、まさにアジアンな感じでサテ-(Satay)が甘旨だったし、
タイ料理のパッタイを初めとした屋台料理も雰囲気と相まってダウンタウンな感じで良かったし、
食後にちょっとリッチな気分を味わいたくて訪れたラッフルズホテルで飲んだシンガポールスリングも、最高に優雅なひとときを演出してくれたなあ。
豪華な気分と言えば、マーライオンの向かいにそびえるマリーナ ベイ サンズ (Marina Bay Sands) からの眺め。
いつか夫婦でゆっくりとこのホテルに滞在してみたいもんだ。
やっぱり次の赴任先は、アジアかな。
それを実現できるように、引き続き日本で奮闘します。
2012-06-10 18:22
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