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一人が二人、二人が三人、三人が四人! [ちょっとまじめな話]

この1~2週間は今年の仕事の方向性を大きく左右する重要なイベントが目白押しだ。
ただ、決していい方向のものだけではなく、場合によっては最悪の事態も想定しなければならないだろう。
ただ、いずれにしても今日から当面の間、50m走を全力疾走するスピードでフルマラソンを走り切るような過酷なワークロードから逃れられそうにない。
正直、体力的にも肉体的にも完走できるかどうか不安を感じる今日この頃だ。

まずは折り返し地点として、第二子が生まれる予定の7月にまとまった休暇をとることを目指して頑張ろう。

さて、その第二子誕生について。

今夫婦間でもっぱらの話題といえば、今1歳半の息子にどうやって"お兄ちゃん"になる自覚を持たせてあげようかということ。
まずは図書館やAmazon.comで「赤ちゃんが生まれたよ」系の絵本を買って読み聞かせるというのを実践中だ。

例えば、以下の本。

いのちは見えるよ

いのちは見えるよ

  • 作者: 長野 ヒデ子, 及川 和男
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 大型本

生まれてよかった

生まれてよかった

  • 作者: 広瀬 飛一, 福岡 光子
  • 出版社/メーカー: 日本図書センター
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 単行本

こういった本は読み聞かせる以前にパパが感動で涙ぐんでしまうので、手ごわい。

ただ、まだ全然わからないだろうな~と思っていたが、最近は「ちゃーちゃん」(たぶん赤ちゃんのこと)と言いながらママのおなかをさすったりするようになった。
それを見てまた感動でむせび泣くパパ。

あとは、出産方法だ。
できれば、ある日ママが病院へ行ってしまって、数日後に赤ちゃん連れて帰ってくるというようなやり方は避けたいなー、と思っている。
かたや助産院というのも母体のリスクを考えると、パパとしてはちょっと不安がある。

とは言いながら夫婦間ではある程度理想的な第二子の迎え方が固まりつつあるので、あとはそれまでの間、息子と3人の時間をゆっくり大切に過ごしていきたい。


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共通テーマ:妊娠・出産

今が人生 [ちょっとまじめな話]

この一週間、二転三転したProjectにようやく収束の目処が立った。
役員会の決済が一度は取り下げになりながらも、ある事情により社内リソースの開放がすぐには出来ず、必死の関係者交渉で再度内容を精査して複数案を提示し、論理的にやはり最初の案を決裁するのが最良の策というのを決定権者に理解してもらうという若干難易度の高い経緯があった。

社内外を含めた様々な要因・ビジネスケース・課題・リスク・コスト・マイルストーンが複雑に絡み合う現状を整理し、利害関係が絡み合う人同士に最終決定させるように導くには、状況を簡素化し、生じるべくして生じる疑問を喚起しながらロジカルにその全てに答えを用意してあげるという見せ方が欠かせないと痛感した。
このあたりは、ある人の薦めもあり、最近興味を持って読んでいるバーバラ・ミントの古典的テクニックが結構役に立った。
バーバラ・ミントの著書・考え方については、いずれ自己流の理解を踏まえてこのブログに記したいと思う。

さて、話は変わって、ちょっとしたカミングアウトを。
実は二人目の子供が7月に生まれる予定である。
今の息子が生まれた頃から、年の差2歳以内で兄弟/兄妹を作ってあげたいと思っていただけに、妊娠が分かったときはすごくうれしかった。
ちなみに、長男の誕生日が8月なので、ギリギリ間に合ったという感じだ。

子供が出来てあっという間に約1年半が過ぎたが、家族が増えるというのは、本当に楽しく、神秘的で、不思議で、幸せなものだとつくづく思う。
経済的な不安を考えなければ、是非子供は3人以上欲しい。

休暇を取って家族5人で車で旅行に行くなど、想像するだけでワクワクする。
きっと賑やかで楽しいやろうなぁ!

これで今年は、3月に新居へ引越し、7月に第二子誕生と、イベント目白押しの年になりそうだ。
こりゃ仕事してる場合ちゃいまっせ!


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共通テーマ:妊娠・出産

瀬戸大橋 [ちょっとまじめな話]

先日買ってからなかなか見る時間が無かったDVDをつい先ほど見終えた。
それは、プロジェクトXの「男たちの不屈のドラマ 瀬戸大橋 ~世紀の難航時に挑む~」だ。

後半からは涙無しには見れなかった。ただただ、胸を打たれた。
もちろん演出もあることはわかっていても、素直に感動せざるを得ない一人の男の生き様があった。

「男が惚れる男」と呼ばれた、杉田秀夫。
昭和30年に修学旅行生を乗せた連絡船、紫雲丸が転覆し、100人の子供たちが無くなった事故に心を痛め、後の人生を瀬戸大橋に注いだ男。
その道程は苦難の連続で、石油ショックによる国の工事凍結や妻が胃がんにより34歳の若さで亡くなってしまうなど、想像に耐え難い。
そんな状況でも3人の娘の食事や世話を全てこなし、しかも周りの仲間に一切妻の病気を打ち明けず愚痴一つこぼさず全員を引っ張っていくその姿に、言葉には出来ない感銘を受けた。

しかも、晩年母校で講演をした時に、「人より少し余計に橋の架け方を知ってるからといって、それは人生の価値を高めることとは全く関係の無いことです。偉大な人生とは何かということは非常に難しい問題で、瀬戸大橋を作るよりも遥かに難しい問題です。」と話をしている。
こんな人と一生を賭けても良いような後世に残る仕事が出来た人達は幸せだ。

瀬戸大橋は、母親の実家が徳島ということもあり、小さい頃から何度も渡っている。
もちろん橋が出来る前にはいつも岡山から連絡線で田舎に帰省してた。
そういうこともあり、DVDに出てくる四国の人々の言葉がまさに聞き馴染んだ徳島弁ということと相重なり、とても感情移入してしまった。

何かまとめを書くのもおこがましいような気分になっているので、中途半端だけど今日はこの辺で。


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共通テーマ:仕事

仲間・仕事・日本語 [ちょっとまじめな話]

今日は業界他社との定期的な会合があり、いいリフレッシュになった。
明日も業界他社の方々と家族を交えてバーベキューの予定があったりする。
同じ業界違う会社で、同じような職務をこなしている面々と情報交換し、取りとめもない話をし、酒を酌み交わすのは何よりの刺激になる。
持つべきものは、仲間だ。
質は異なれど、同じように組織の中で自問自答しながらも明日に向かって前向きに働いている人たちとは自然と環境共有間というか、シンパシーが得られる。
狭い個社の中で色んな利害が渦巻く環境よりも、よっぽど清清しかったりする。

仕事で言うと、この2~3週間は色んなアイデアの元ネタを仕入れるようにしている。
というのも、個人的には同じサイクルフローで同じ作業感の仕事を均質的にこなすというのが苦手なタイプであることを自覚しているため、実務をガーっとこなす週、今後の戦略を視覚的に作り上げる週、社内交渉に力を入れる週、といったテーマを決めるようにしているためだ。
まあ、実際の業務は自分の想いに合わせてはくれないため、あくまで気分的なものだが。

と言うことで、来週は出身ゼミのツテを使ったりして大学教授などの有識者のアポイントを入れたりしている。
ビジネスをアカデミックな視点から見ている人達には、現在の市場動向や今後のトレンドがどのように映っているのか、今から考えるだけでも楽しみだ。

そういった情報を多角的に収集したのち、100の資料を作り、それを20にまとめた上で、さらに3に要約した上でプレゼンすると言うことを最近心がけている。
仕事以外でも、たとえば新聞や本を読んだときに、「これを一言で言うと?」「感想文を端的に書くと?」みたいなことは頭の体操的によくやってみる。
これが結構難しい。
そして何とかメッセージを見つけた後は、頭の中で英語にしてみる。
これがさらに難しい。

そんなことを帰りの電車などでボーっとやってると、(ハタから見るとちょっとイタイ人に見えてたりして 汗)、つくづく日本語っていい言語だな~なんて思う。
ひらがな、カタカナ、漢字、何より漢字が単体で表意文字であるということが抜群にすばらしいのだ。
少ない文字数でも、相手に行間を読み取らせる余地、伏線を多分に持たせられると言う点でこれほど完成された言語も他にないのではないだろうか(って他の国の言葉しらんけど)。
逆にこれが英語で置き換えたときのトレーニングになったりする。

そういえばつい最近のニュースで文化審議会分科会にて敬語を現在の尊敬・謙譲・丁寧語の3分類から謙譲語Ⅰ・Ⅱおよび美化語を加えて5分類にする、といったものがあった。
「こちらでよろしかったでしょうか」「千円からお預かりします」といった、いわゆるマニュアル敬語は確かに耳につく。
そういった意味で、グローバル化しつつある中で改めて日本語の良さを知らしめるためのこのような方針は個人的には大賛成だ。

とまあ取りとめもなく書いてしまったが、結局のところ今週も疲れたってことであり、明日のバーベキューに息子も連れて行くってのが長い電車の道中を考えるとちょっと不安だったりってことであり、結構飲んだから酔っ払ってて支離滅裂だってことが言いたかったり言いたくなかったりってことである。
なんのこっちゃ。


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共通テーマ:日記・雑感

人生観 [ちょっとまじめな話]

突然だけど、いつの頃からか人生で大事なことは「謙虚さ、自信、覚悟」の3つだと思うようになった。大事な順番も、この順。

まずはやっぱり何事にも謙虚であるべきだと思う。謙虚という言葉はすごく日本的で、落ち着いていて、心の平安を保っていて、それでいて他人の意見を受け入れる準備ができていて、いろんなエッセンスの詰まったいい言葉だと思う。他人にこびへつらうのでもなく、単に気が弱いだけでもなく、謙虚。それが大事。

そして、その謙虚さがあった上での自信が次に大事。謙虚さの上に立つ自信とは、雪原の中に1本凛と立った針葉樹のようなイメージ。極限の状態で佇みながらも、決して境遇を恨まず、そして立っている事を誰に自慢するでもない強い生き方。それが大事。

そして最後に重要になるのが、覚悟。よく仕事でもプライベートでも、グチグチこぼす人がいるけど、僕に言わせれば覚悟が足りない。謙虚な気持ちでいろんな意見も真摯に聞き入れ、自分がこれまで培ってきた経験や感覚を踏まえた自信によって物事を判断し、そしてその後起こり得る様々な障害やアクシデントをできる限り客観的に想定し、それでもやりきる覚悟を決める。この3段論法こそが今の自分の人生観の根本であり、目標かな。

こんな考え方をするようになったきっかけは、大学時代に教授のすすめで、哲学者のカール・R・ポパーの「批判的合理主義」という本を読んでから。結局ポパーについて卒論まで書いてしまった。
批判的合理主義とは、簡単に言うと正当化ではなくて批判的議論によって合理主義を貫こうとする立場のこと。つまり、一度たどり着いた結論にしがみついて他者からの反論に帰納法的に抵抗するのではなく、その批判が結論を覆すものであった時にはそれを素直に受け入れ、最終的により真実に近づけようという考え方。
これこそ、謙虚さ、自信、覚悟(自分の決めた結論が最終的にもっとも正しい結論とは限らないということを受け止めるのも覚悟)を論理的に示したものといえるのではないかと思っている。

もちろん、そうありたいと思っていても、毎日毎日迷ったり間違ったりの繰り返しばっかりやけど。

仕事でも、プロジェクトマネジメントをしているから、自分としてプロジェクトをどう舵取りするのか、それによって利害関係者はどう反応するのか、それをどう調整していくのか、なんてことは四六時中考えてしまいます。

今日は三日坊主にならなかった記念をかねて、ちょっと日頃考えているまじめな話をしてみました。


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