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仕事@home [仕事]

フランス版ゴールデンウィークとも言える5連休も明日まで。
でも、今日は一日家にこもって仕事をしていた。

子供たちが可愛い盛りでもあり、天気も素晴らしい快晴であり、外に出て散歩でもしたい気分だったが、やることがたまっていたのでそこは我慢。
日本にいる時も休日のうち片方は現業+α の仕事をしたり、本を読んだり、後学のために他業界の分析をしたりといった具合に半仕事半勉強に充てることも多かったが、ここ最近パリで休日を片方当てるのは単に平日の仕事がこなしきれてないだけだったりする。
幸か不幸か、家からでも会社と全く遜色なくメールやイントラを利用できるという環境はあるが、いくら英語やフランス語で仕事をしているとはいえ、Business dayで仕事をこなしきれていないというのはダメだ。
くそー、なんか知らんけど屈辱感を感じるな。

ただ、先週同僚のフランス人マネージャーとその子供を家に夕食に招待したのだが、彼女も土日に働いているのを聞いて、「ああ、みんなやっぱり最近は業務過多になっているんだなぁ。」と思ったり。

最近分かってきたのだが、フランス社会の中の階級意識や学歴重視というのは意外かもしれないが日本の比ではない。
会社で働く人も、社会階級としてもエリートは学歴からして一般人とは別格であり、日本では考えられないほどの壁が一般人の間には存在している。
一般的に、フランス人は仕事が嫌いで働かないというのは間違いではないが、エリート層は身を粉にして日本人以上に働いているのが実情だ。
そしてそのエリート層に至るまでの過程には日本の受験とは比べ物にならないような壮絶な選別を経なければならない。
詳しくはもう少し正確に理解してからにするが・・・。
まあ、それと比べると日本の「学歴社会」や「格差社会」というのはたかが知れてるなあ、なんて思ってしまう。
正直、平等を期すために面接で出身大学を聞かないというような近年聞こえてくる採用のあり方など、公平の意味を履き違えた愚の骨頂だと思う。

もちろん、フランスもその弊害として一流企業の経営者や政治家がみんな特定大学のクラスメートといったような問題も多いようだ。

海外で生活をすると、いろんなところで日本の常識が世界の非常識であることに気付き始める。

マンションの内覧会でフローリングに少しでもひっかき傷があれば張り替えまでしてくれる国は日本だけだろうし、コンビニエンスストアもフランス人に説明するのは大変だ。
24時間やっているジーンズメイトなんて、説明しても「なんで夜中3時にジーパン買う必要があるの?」と言われると答えられないし・・・。
コーヒーにしてもブルーマウンテンが高級だと思っているのは日本人だけだし(というか、ブルーマウンテンは95%が日本への輸出であり、まさに日本限定品で世界的な認知度はゼロ)、家族で同じ寝室で寝るということだけでも多くのフランス人からびっくりされる(こちらでは乳児でも個室をあてがって、夜は泣いてもほったらかし。どんな小さな子供でも夫婦の寝室にはいかなる場合も立ち入り禁止という人も多い)。

世界は広くて多様性に富んでいるのだ。

なんて思っていたら、渡仏前に買った2台のVAIOのうちのType Tが突然BluetoothとFeliCaポートを認識しなくなった。
仕事をしなければと思っている時に限ってPCの調子が悪くなってリカバリに時間がかかるのはマーフィーの法則ではあるが、ここはパリ、ちょっと困った。
覚悟をきめてシステムリカバリをしてみるものの、以前認識せず。

FeloCaポートはいいけど、Bluetoothはマウスを接続しているだけに不便だ。

ああ、困ったのー。
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