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Prepare for someting not-unexpected [ちょっとまじめな話]

最近書きたいことはたくさんあるのだが、どうにもうまくまとまらない・・・というより、なんとなく書く気にならない。
ここ2週間ほどは仕事も少し落ち着いているのだが(といっても来週からまたひと山来るけど)、時間がないわけではないんだけど。

仕事といえば、これまでの仕事に加えていわゆるEmerging Markets(新興市場)に新しく進出した現地法人をマーケティング戦略・チャネル戦略としてサポートするという短期的な新規Projectに対応したりしている。
まずは東欧諸国を対象にして、過去10年の市場動向、チャネル占率の変遷が他の成熟市場を参考にしてどのようにとらえられるかというのを調べ始めているが、いやーまさかウクライナやスロバキアの戦略サポートをするなんて、思えば遠くへきたもんだ(?)

しかし金融危機といい、円高といい、その他もろもろといいこの数ヶ月の環境変化はすごい。
でも、よく同じく海外で金融業界で働いている戦友のような(社会人の大先輩なのだが、あえてここでは戦友と記載させてもらいます)方と言ってるのが、「百年に一度の激動期に間に合って良かった」ということ。
間に合うというのは、年齢的にもキャリア的にも将来に向かって何かをこれからやれるという意味だ。
それがプラスであれマイナスであれ、いずれにしても社会の構造が大きく変わる潮目というのはエキサイティングだし、たとえ失うものが大きかったとしてもなにもなく淡々としたキャリアを後から振り返って「普通だったな」と思うよりいくら意味がある人生かわからない。

しかも元来日本人は逆境に強い人種だと思う。
過去何度も国として滅亡する危機があったが、その中で何とかどの国の植民地にもならずにこれたのもその証の一つだと思う。
おそらく基本的にはディフェンシブ・・・と言うよりも、ストレス耐性が高いというか不条理な状況でむしろ使命感を感じる国民性があるのかもしれない。
武士道しかり、明治維新から第二次世界大戦を経て高度成長に至るその近代史しかり。

僕自身もその傾向があるのか、ある程度ストレスがかかっていた方がいい。
なので、なぜか自然と決して悲壮感からではなく、現実的なものとして将来の不測の事態をよく考えたりしている。
まあ、数日前にそのうちの一つが現実化したのだが、気持ち的にも十分に準備していたので驚きはない。
問題が全て解決するにはなかなか大変な道のりにはなるだろうが、まあ想定の範囲内の不測の事態なので、大丈夫だろう。

さて、そんな中来週月曜日は、この基本的に3年間のパリ駐在が終わった後にどうする?という話をディレクターと行う予定。
まだ2年目にさしかかったばかりで半分も過ぎていないのだが、これまでのキャリア、今の仕事を通じてどのように会社および個人のキャリアに貢献したいのか、そして将来どのようなキャリアを積んで何をしたいのか・・・そんなことを話し合うのだが、こういうのをまじめに話をして、会社としてチームとしての仕事上の成果と個人の自己実現を両方考えていくというのはなかなか日本ではうまくおこなわれないが故に、素直にいいことだと思う。

結構楽しみ。


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