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数字 [仕事]

海外での仕事が1年4ヶ月を過ぎ、何とか自分の守備範囲(=マーケティング、市場動向、セールス等)であれば自己主張や議論することも苦ではなくなってきた。
そんな中、他に日本人もといアジア人がいないこともあって、部門横断的かつかなり戦略的なレビューミーティング等にも参加する機会が増えてきたのだが、改めて難しさを感じる場面がある。
何かというと、議論が財務的な側面になってきた時だ。
Gross Written Premium, Net Present Value, Embedded Value, Turn Over, Threshold...といった財務的会計的な用語の定義も混乱する要因だが、何よりも数字がパッと浮かばない。
その理由は、桁の数え方が日本語と英語・フランス語で大きく異なるから。
以下にメジャーな桁区切りを示してみると、

日本語     英語・フランス語
一       1
十       10
百       100
千       1,000・・・ここまで同じ
万       10×1,000(ten thousand) 
十万      100×1,000(one hundred thousand)
百万      1,000,000(million)
千万      10×1,000,000(ten million)
一億      100×1,000,000 (one hundred million)
十億      1,000,000,000 (billion)
百億      10×1,000,000,000 (ten billion)
千億      100×1,000,000,000 (one hundred billion)
兆       1,000,000,000,000 (trillion)・・・ここで揃う

つまり、日本で一番基本となる万、十万、億、百億といった単位が、千・百万・十億の倍数となるわけだ。
しかも、英語だけならまだしも、フランス語の数の数え方が非常に複雑なのは以前紹介したとおり。
たとえば80は4かける20と数えるし、これが重なってたとえば「8千万ユーロ」の金額は日本と比べてどう?と聞かれようものなら、「4×20×1,000,000で、それを1ユーロ125円換算で・・・」と、さっぱり桁感覚がつかめない。
正直議論が多分に財務的になって来た時は「こっちに振んなよ・・・頼むから」と心の中で願ってしまう。

慣れるしかないんだろうが、なんかいい解決法があったら誰か教えてくださいまし。
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パリのあひる

昨日はご一緒できず失礼しました。勇気を出して初コメント(笑)
数字、会話では辛いですよね、本当に。
私は、英語で会話している場合は、この記事↑で併記してある数字の右側のイメージを頭に描くようにしています。字面より楽です。
とかいって、まだまだ修行中です。何せ、実生活でそんな桁(金額)、使わないですからねぇ、あはは。

by パリのあひる (2009-03-14 19:23) 

TAKKUNN_S

あひるさん、コメントどうもです。
まあ僕の場合は月収が100万ユーロはくだらないですから・・・ってマジで円高で涙が出てくるのでやめましょう。

是非今週か来週あたりにでもタイユバンのカーブに行きましょう。
無料で飲み放題です・・・でも何となく申し訳なくてワインを買ってしまう日本人の性。
by TAKKUNN_S (2009-03-16 05:56) 

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