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1年4ヵ月という時間 [ちょっとまじめな話]

思えばパリ生活ももう1年4ヵ月が過ぎようとしている。
今ではすっかりパリでの毎日が日常になっているし、もちろんまだ言葉の壁は大きいけれどそれをストレスと感じることもなくなった。
住めば都、まさにそうかもね。

仕事面でも、来た頃のように単純に日々のミーティングや各国とのテレコンに必要以上のストレスを感じることがなくなってきた。
ある程度認知されてきたこともあり、むしろゲストとして呼ばれたり、各国からの表敬訪問者に対してグループとしての戦略をプレゼンしたりする機会が増え、そしてそれを楽しいと思えるようになってきた。
もちろんそうは言った(書いた)ものの、常に謙虚でいなければという気持ちは日々意識しているけど・・・ま、謙虚でいようという前になんだかんだ言って結局毎日を何とかこなしているだけというのもあるけど。

でも、最近になって急なプロジェクトにアサインされても右往左往することが少なくなってきたように思う。
調査系、戦略系、M&A、オペレーショナル支援系等プロジェクトの種類とそのアプローチは千差万別だが、ここ数年の経験のおかげで新しい話題に対しても基本的なアプローチに迷うことが少なくなってきた。
もちろん、アプローチはわかっているけど、どうやって?という悩みは多いけど。

それとともにここ最近、より一層感じてきているのは今の環境と経験の貴重さと、それを与えてくれた人や組織に対する感謝。
そして感謝を感じるが故に、それを恩返ししていくため、この経験の価値を最大化するためには、いつどこで何をするべきかを常に考えなければというのが最近の一番のプレッシャー、悩みかもしれない。
常に自分が所属する組織に対して、自発的な責任感を感じること・・・自分がやらなければ誰がやるという気持ち、そして謙虚さ、自身、覚悟。

日本人が国際的社会に貢献できる道は、そういう思考回路にあるように思うんだけど、どうだろう。
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