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無駄足 [Parisでの生活]

そもそもは自分たちが悪いのだが、日本から帰国した際に荷物受取所にベビーカーを忘れたままタクシーでパリの家に帰宅してしまった。
スーツケースが3つ(合計70キロ・・・)とリュックサックに手荷物をもって、さらにちび太とちび子をだっこしながら必死になっているうちに、すっかりベビーカーのことを忘れてしまった。言い訳ですが。

このベビーカー、日本にいたときに東京で買ったもので、今回の京都滞在中に東京から遊びに来た妻の両親と妹ファミリーにわざわざ新幹線で持ってきてもらったものだったのだ。
安物で華奢なベビーカーだが、小回りがきくのでパリでの散歩が楽になると思っていただけに残念。
でも空港まで取りに行くと時間もかかるし、あきらめかけていたところ昨日家に空港より連絡が。
週末を子供達を連れての空港往復でつぶしたくはなかったので、金曜日の今日会社を6時過ぎに出て取りに行くことにした。

ちなみに会社から空港までは何通りかの行き方があるが、安物のベビーカーを取りに行くのに高い交通費を払いたくもなかったので、一番安いRERのB線を選択。
久々に乗ったが、メトロともバスとも明らかに違うダーティーで危険な雰囲気に何となくテンションが下がってくる。

小一時間かかって空港について案内してもらった窓口で用件を伝えると、担当者が検索してくれて、一言。

「その番号の紛失物は、無いですね。」

・・・何となく嫌な気はしていたが、そもそも空港から昨日の昼に電話してきたのに、今日になって無いとはおかしい。
よくよく聞くと、紛失物コーナーには相当な数の忘れ物が置いてあるのだが、今朝の時点で改めて確認した品物リストには該当するベビーカーは無いらしい。

まあ、その間も電話口でのやり取りを聞いていると、一人しかいないはずの担当者が席を外しっぱなしになっていたりと、結局数十分待たされたわけだが。

結局伝えられたソリューションは、これ。

要は理由は何にせよ保管物を紛失したのはエールフランスなので、エールフランスに補償金請求をして下さいとのこと。

とは言え手続き的には、まず上記の荷物遅延届けをもらった上で、今日あった事をフリーフォームの手紙に書き綴って返信し、その後エールフランスから電話があった時点で補償金の交渉をして下さいとのこと。

いや、めんどくさすぎるやろ!・・・と思ったけど、昨年末に日本へ帰国する飛行機が機体の故障でモスクワからシャルル・ド・ゴールまで引き返してさらに9時間ホテルに滞在させられて日本に帰るまでに合計40時間近くかかったことを職場の同僚に話したときに、「何でエールフランスに手紙を書いてお詫びの追加マイレージをもらうなどしなかったの!?」と言われた経験もあったので、まあなんというか想定内。

結局行き帰りで3時間以上を費やしたが、何かやることが増えただけのような。

さて、フランス語の勉強をかねて、まずは手紙の書き方を調べないと。


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