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緊張感 [仕事]

バカンスが終わったと思ったら、予定通りではあるのだが一転して無茶苦茶忙しい。
週末もしばらく仕事におわれる日々が続きそうだが、グワーっとプレッシャーを受け続けている方がなんだか体調が良いのがなんとも・・・。

プレッシャーと言えば、今日は朝から上司のディレクターが明らかに極度の緊張の中にいた。
なぜなら、今日は1月の就任以来僕を含めて4人のチームメンバーやコンサルタントと膨大な時間と労力を費やした戦略プロジェクトのトップマネジメントへのプレゼンがあったからだ。
公のBlogなので詳細は差し控えるが、我々のチームが担当しているのがチャネル戦略。
世界数十各国で展開してる多種多様な営業チャネルを、将来を見据えながらグローバルにそしてローカルに推進していくかがチームの至上命題となっている。
その大上段の戦略目標の下に個別のプロジェクトを立ち上げ、回していくのが我々プロジェクトマネージャーの役割となる。

そして今日その大上段の戦略目標(こういうビジネスストラテジックな用語を日本語にすると昭和初期の軍隊用語になってしまうので違和感があるのだが)をプレゼンする相手は、世界中の10万人を優に超える従業員の頂点に立つ数人のトップマネジメント達。
緊張するなという方が無理なわけだ。

プレゼンの場には上司とその上司になる部門のヘッドが臨み、我々は自席で通常業務をこなす。
1時間半ほどして上司が帰ってきたが、明らかに顔が紅潮していてせわしなくリンゴを丸かじりしている(日本人的にはここにもツッコミどころが 笑)。

聞くと、予想を遙かに超える積極的な議論が相次ぎ、緊張感を保ちながらも全員参加型のプレゼンになったとのこと。
トップマネジメントがそこまで深く入り込んで意見をぶつけ合うということは、それだけ深く刺さる提案が出来たと言うことであり、ここまではOK。
ただ、肝心の意志決定はと言うと、事前に用意した意志決定を依頼する項目や資料を超えた議論が続き、結局「次回いくつかのトピックについてさらに突っ込んだ議論をする」事が決まったとのこと。

・・・デジャヴというか、まさに日本で働いていたときにフランス人役員にプレゼンしたことが、スケールこそ違えど繰り返されたと言うのが第一印象。
当時は日本人同士で「で、結局いつまでに何をすればいいの!?」と途方に暮れた場面も多々あったが、今まさに自分のフランス人上司が「良い意味でも議論が紛糾しすぎて議事録をどう書けばいいのか・・・」なんて悩んでいるのを見ると、なんとなく安心するような気がした。

とはいえ、今年の年末までに主要国のヘッドと十分に議論をした上でさらなるプロポーサルに落とし込むには無茶苦茶時間がないのも事実。
来週は一人で8カ国20人のゼネラルマネージャーとのワークショップを主導しなければならないし、その後は新興国も巻き込んで新しいプロジェクトのキックオフ、その1週間後には主要国の営業ヘッドとのボードミーティング、そして新たな戦略決定のためのビジネスツールの最終化と、しばらく眠れない日が続きそう。

さらに体調が良くなりそうで、怖いわ、ほんま。
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