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in-depth concentration finally makes it happen at the end of the day.... [仕事]

まだまだ時間があるうちは不安な気持ちもあるのだが、大きな勝負の場がいよいよ迫ってきて1分1秒を争う状況に迫ってくると、スッと覚悟が決まる瞬間がある。
この数日間、来週月曜日に各国を集める会議をするというのに直前になってどうしても大幅にスケジュール変更をせざるを得ないようなありえない状況になり、かなりフラストレーションのたまる状況が続いたがそれも何とかまとめきり、後は本番を迎えるのみとなった。

今年の1月末にも8カ国20人以上を集めて2日以上のワークショップを開催したのだが、今回はさらに自分から一段階上にチャレンジしてみた。
それは、アジェンダ、プレゼン内容、結論、各国およびパリ本社内でのコミュニケーション、全てを一人で行い、当日の内容すら上司とも事前打ち合わせを持たないということ。
というのも、6月頃だったか、あるミーティングで準備不足があったこともあり、「正直言うと、もうちょっとリーダーシップを発揮してくれると思ったんだけど。」とポツリと上司に言われたのがきっかけ。
それまではどこか自分の中でもうっすらと、英語すらまだまだ至らない中でほぼフランス人だけの環境の中で世界各国とコミュニケーションしながら、まあがんばってるんじゃない?という甘えがありながらも自分で自分をごまかしながらやっていたところもあっただけに、これにはグサッと来た。

で、決心したのは、次は言い訳せずに全てを一人でやりきろうと。
その後の数週間は、いったん言い訳しないという覚悟が決まると、それまでの何となく過ごしていた時間とは違った濃さの経験値を積めるんだなというのを改めて実感した。
またそうやって覚悟を決めると、自然と自分の中で24時間当日の状況を想定しながら寝ても覚めても如何にその場の価値を最大化するか、そういう会議運営が出来るか、そして役員を含めた世界中から時間とお金をかけて集まる意志決定者に対してプロジェクトマネージャーとして良い意味での衝撃を与える洞察力に満ちた視点を提供できるか、それをひたすら考えに考え抜くことになる。

覚悟が決まるまでは不安以外の何物でもないが、いったん決めてしまえば後は考え抜くのみ。
これが意外と楽しくて、早朝からランチをするのも忘れて深夜まであっという間に時間が過ぎる。
そしてこれまた意外なことに集中しまくっていると、英語ですら拙いレベルでしかないのに言葉の問題はもはや一番の障害ではなくなる。
そうするといろんなミーティングで意見を聞きたいといってゲストで呼ばれることも増えるし、そこで何かしらヒントとなるコメントも自然に出来るようになってくる・・・気がする。

まだまだ週末もかけて来週月曜日の12時間以上に渡る会議運営について考え抜く必要はあるが、それをうまく終えられるとまた少しだけ何かをえら得るような気がして、それが今から楽しみ。
しかも今回は日本からの参加者がいないため、完全にドアウェーの中でアメリカやヨーロッパ主要各国をリードしていくというのもむしろウェルカムで今から興奮するわ-。
でも、最後の最後心の奥底にある思いを吐露すると、日本人として誇りを持って圧倒的なまでに優秀さを見せつけてやるという自負心。
というかそれくらいの迫力とテンションがなければラテン系の人々や他のアジア各国から来る個性豊かなメンバーをまとめていくのは無理だし。

問題は頭の中で当日のシミュレーションに集中しすぎて、気づくとメトロの中や路上で結構大きな声で身振り手振りを交えて一人でブツブツ言ってることかも・・・確実に怪しいアジア人やな。
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