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親として [ちょっとまじめな話]

今週のパリは1月上旬に戻ったのかと思うくらい寒かった。
週のうち半分は雪が降ったし、今日はぶっちゃけ股引をスーツの下に履いて出勤してしまうくらいの寒さだった。

そして今日は先週末から風邪(インフルエンザ?)をひいて40度以上の高熱が出ていたちび太がやっと回復して久々の幼稚園の日。
なのに朝からご飯の後にテレビの子供向け番組を見始めて全く幼稚園に行こうとせず、支度を始めるとあーだこーだグズったのでたまりかねて思わず手を出して無理矢理幼稚園まで連れて行ってしまった。
もちろん家を出た瞬間からちび太は「パパ、そんな怖い声で怒らないで!」と大泣き。
いったんグズり出したちび太はそうでもしないと放っておくと全く埒があかないので仕方なかった部分もあるが、幼稚園で別れた後に果たして本当に良かったのかとものすごく自問自答してしまった。

親としてもまだ自分自身に人間として未熟な部分を感じつつ、子供を如何にしっかりと導いていくか、これは初めての子供を持ってからというものこの4年半毎日葛藤し続けていることでもある。
ちび太もちび子もしっかりと育てていく責任を感じるし、かといって厳しすぎて本音を話せないような父親になるのも、友達感覚で接することの出来る軽い父親になるのもどちらも良いこととは思えない。
過去10万年以上も前から人類が誕生して以来全ての自分に繋がる先祖がすべからく経験しながら、時代背景が異なるが故に全ての人間にとって常に初体験になる子育て、これは本当に人生の難題ながらこれこそが自分が生きる意味だと痛感することも多い。

唯一親としてこうしたいと思うのは、いつかちび太やちび子が社会人になったとき、父親としての自分もまだ社会の中で成長途中にある姿を見せたいということ。
だからこそできれば早く子供を持ちたいと思ったし、これからもその時を迎えるためには特に仕事面でチャレンジし続けたいと思う。
まさにスティーブ・ジョブスの言う"Stay hungry, stay foolish"の想いを忘れずに、日々努力していきたい。
そんな中、ちょうど日本に仕事で一時帰国する3月上旬、その日程の合間を縫って社長以下日本の各役員との次のアサインメントに向けた人事面接が続々と設定されている。
この2年以上のパリでの経験を無駄にしないよう、是非とも有意義なものにしたいものだ。
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