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自炊 [PC関連]

引越に際して改めて整理が必要だと痛感したもの、それは本と雑誌。
新しい本棚を購入して少しキャパシティも広がったが、それでも全てを置いておくのもスペースの無駄だし、何より今となってはもう読まないものも多くある。
特に高校から大学時代に掛けて読みあさっていたYoung Guitarに至っては、当時古本屋を巡ってまで相当数揃えた過去もあり、何となく捨てられないままとなっていた。

そこで引越を期に実施してみたのが、全部スキャニングしてデジタルデータ化するという、通称自炊。
以下備忘録的な意味も含めて試行錯誤の結果を示そうと思う。

今回実は雑誌のスキャニングの他に大量にあった名刺も全部PDF化してみたのだが、結論から言うとこれ、凄い便利。
OCRも進歩しているのでほぼ間違いなく検索できるし、何よりiPadやスマートフォンで常に持ち歩けるのがいい。
名刺の場合はその利便性を高めるためにスキャニングの際の設定に少しコツがいるのだが、それは後ほど。

まずスキャニングのためには愛着のある雑誌を泣く泣く裁断しなければならないのだが、こちらについては業者に頼んだ方がキレイかつ確実かもしれない。
実は今回はスキャニングまでとある業者にお願いしたのだが、その会社の業務用機器ではカラー刷りの雑誌は多重原稿送りが多発してしまい、結果として裁断のみお願いして引き取り、後は自宅のScansnap 1500Sで手作業で自炊することとなった。
ちなみに、業者でデジタル化までお願いすると大体一冊100円前後、裁断のみだと今回は一冊35円という見積もりだった。

今回使ったドキュメントスキャナーは、定番中の定番のこちら。





スキャニングにはいくつか設定項目があるが、試行錯誤の結果カラー刷りの雑誌については以下の設定で取り込むことにした。

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ポイントは、画質はまず「スーパーファイン」がベストだということ。
詳細設定項目では、「文字をくっきりします」を選ばない方がなぜか文字が読みやすい(笑)
もう一つ、「白紙ページを自動的に削除します」も選ばない方がページ数などが変わらず取り回ししやすいと思う。
ちなみに、この設定は名刺読み取りだと絶対にチェックしない方が便利。
ファイル形式はJPGとPDFを選べるが、OCRもかけられるしファイルの取り回しもしやすいPDFがいい。
そしてPDFフォーマットオプションでは、名刺の場合は「2ページ毎にPDFファイルを作ります」という設定を行うことで、上記白紙ページを自動的に削除しない設定と併せて、裏が白紙だろうが英語表記だろうが、両面で1ファイルのPDFが生成され、極めて管理しやすくなる。

この設定でガンガン雑誌を取り込んでいく。
全くもたつくことなく、次々と誌面がスキャニングされていくのは見ていて爽快感がある(笑)

DSC09835.JPG

で、取り込まれた誌面はこんな感じ。

sample.jpg

イングウェイ。。。懐かしすぎる。。。
BURRN!といい、Young Guitarといい、当時のバックナンバーを今になって冷静に見ると、内容も写真もだいぶおかしいことになってる(笑)

OCRを掛けるときは、Scansnapでは実施せず、スキャニングが終わってからAdobe Acrobatで実施した方が効率的。

Acrobat.jpg

AcrobatでOCRを実施する際は、出力形式はClearScanでダウンサンプルは600dpiがベストな選択だと思う。

これで空いた時間にPC作業しながら引き続きスキャニングしてます。
段ボール3箱分を完了するまでには時間は掛かるが、スキャニングして捨てるたびに部屋がスッキリしていくので、ちょっと快感(笑)

DSC09837.JPG
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