End of honey moon period [仕事]
新しい職務についてから、早3か月=90日が経過した。
別に誰かに言われたわけではないが、自分では過去のせいにできる時期はもうこれで終わったと覚悟を決めている。
これからは例え去年からの課題や問題が顕在化してきたとしても、100%自分の責任として見られるし、その前提で挽回策を打ち出していかなければ信用は得られないと思う。
この3か月間は、思った以上に大変な部分もあり、思った以上に違和感なく取り組める部分もある不思議な時間だったが、振り返ってみるとBlogどころかTwitterでつぶやくことすらしていないほど深く業務に集中した3か月間だった。
まず着任後すぐに着手し、5日目のキックオフミーティングで部門全員に約束したことは、組織の文化と仕事のやり方を変えること。
それにあたって掲げた、今後自分の判断基軸ともなる3大方針は以下の通り(Blog記載にあたり多少抽象化しているが):
1. 既存顧客の重要性を再定義する
2. 全ての業務・施策において、収益効率という視点を徹底する
3. 新しい発想・視点で今までにないビジネスモデルを構築する
そして1月から業務を回し始めてみて、時には関係者と激論を交わしながら一番エネルギーを使ってきたのは、「2. 全ての業務・施策において、収益効率という視点を徹底する」という点。
創業してから数十年経っているビジネスは、改めて基本に立ち返って精査すると、正直収益効率の観点からはとても看過できないが、既にルーチンになってしまっているようなものが多いこと多いこと。
もちろん中には、それを実施することでお客様との関係構築につながるがゆえに、そのアクション単体での収益効率を見てはいけないものも少なくないが、多くのケースは改めて「それって本当に必要?かけたコスト以上に見返りが得られるものなの?」を問い詰めていくと、結局最後に残るのは「昔からずっとこうしているので・・・。」という理由以外に確固たるものが見つからないこともある。
そういった業務を一つ一つ精査して、納得性が得られないものは全て差し戻ししたうえで徹底的に議論して・・・そんなプロセスを愚直に繰り返してきた3か月だった。
当然そのような中では「あいつはこのビジネスをわかってない」とか、まあ間接的に聞こえてくるものを含めると相当色々言われてきたし、今も部門の中ではそういう意見を持った人もいると思うのだが、それでも諦めずに繰り返し伝えることで、分かってくれる人には僕のマネジメント基本原則といったものが多少賛同も得ながら浸透しつつあるような・・・気もする。
それは自分の責任範囲である部門内もそうだし、社内外の他部署やステークホルダーにも同じこと。
「あ、これまでと違うマネジメントを始めたな」、「言っていることがまともで、しかもそれを実行に移しているな」と少しでも思って頂き、サポーターになってもらわないことには、ビジネスはなかなか進まない。
そして、改めてだが、うまくいかない、もしくはその過程で過去の問題が追加で噴出してきたとしても、「新体制での責任じゃないから、これは責められないな」と周りが思ってくれるのは、せいぜい3か月だと認識している。
これからは、例えありえないような過去に起因する問題が起きても、全てが自分の責任としてとらえなければならないし、そして残念ながらきっとそういったトラブルは絶えず表面化していくことだろうと思う。
その時に逃げない姿勢を保ちつつ、かつ、これが重要なわけだが、そのマイナスを補って余りある成長機会を見せつけられるかどうかが、これからの部門と自分自身のビジネスマンの将来性を賭してのチャレンジとなる。
言うは易し、行うは難しだが、そんなチャレンジを楽しもうとする気概が自分の中にまだあるので、きっとうまくいくと自分では楽観視しているが・・・甘すぎですかね?
別に誰かに言われたわけではないが、自分では過去のせいにできる時期はもうこれで終わったと覚悟を決めている。
これからは例え去年からの課題や問題が顕在化してきたとしても、100%自分の責任として見られるし、その前提で挽回策を打ち出していかなければ信用は得られないと思う。
この3か月間は、思った以上に大変な部分もあり、思った以上に違和感なく取り組める部分もある不思議な時間だったが、振り返ってみるとBlogどころかTwitterでつぶやくことすらしていないほど深く業務に集中した3か月間だった。
まず着任後すぐに着手し、5日目のキックオフミーティングで部門全員に約束したことは、組織の文化と仕事のやり方を変えること。
それにあたって掲げた、今後自分の判断基軸ともなる3大方針は以下の通り(Blog記載にあたり多少抽象化しているが):
1. 既存顧客の重要性を再定義する
2. 全ての業務・施策において、収益効率という視点を徹底する
3. 新しい発想・視点で今までにないビジネスモデルを構築する
そして1月から業務を回し始めてみて、時には関係者と激論を交わしながら一番エネルギーを使ってきたのは、「2. 全ての業務・施策において、収益効率という視点を徹底する」という点。
創業してから数十年経っているビジネスは、改めて基本に立ち返って精査すると、正直収益効率の観点からはとても看過できないが、既にルーチンになってしまっているようなものが多いこと多いこと。
もちろん中には、それを実施することでお客様との関係構築につながるがゆえに、そのアクション単体での収益効率を見てはいけないものも少なくないが、多くのケースは改めて「それって本当に必要?かけたコスト以上に見返りが得られるものなの?」を問い詰めていくと、結局最後に残るのは「昔からずっとこうしているので・・・。」という理由以外に確固たるものが見つからないこともある。
そういった業務を一つ一つ精査して、納得性が得られないものは全て差し戻ししたうえで徹底的に議論して・・・そんなプロセスを愚直に繰り返してきた3か月だった。
当然そのような中では「あいつはこのビジネスをわかってない」とか、まあ間接的に聞こえてくるものを含めると相当色々言われてきたし、今も部門の中ではそういう意見を持った人もいると思うのだが、それでも諦めずに繰り返し伝えることで、分かってくれる人には僕のマネジメント基本原則といったものが多少賛同も得ながら浸透しつつあるような・・・気もする。
それは自分の責任範囲である部門内もそうだし、社内外の他部署やステークホルダーにも同じこと。
「あ、これまでと違うマネジメントを始めたな」、「言っていることがまともで、しかもそれを実行に移しているな」と少しでも思って頂き、サポーターになってもらわないことには、ビジネスはなかなか進まない。
そして、改めてだが、うまくいかない、もしくはその過程で過去の問題が追加で噴出してきたとしても、「新体制での責任じゃないから、これは責められないな」と周りが思ってくれるのは、せいぜい3か月だと認識している。
これからは、例えありえないような過去に起因する問題が起きても、全てが自分の責任としてとらえなければならないし、そして残念ながらきっとそういったトラブルは絶えず表面化していくことだろうと思う。
その時に逃げない姿勢を保ちつつ、かつ、これが重要なわけだが、そのマイナスを補って余りある成長機会を見せつけられるかどうかが、これからの部門と自分自身のビジネスマンの将来性を賭してのチャレンジとなる。
言うは易し、行うは難しだが、そんなチャレンジを楽しもうとする気概が自分の中にまだあるので、きっとうまくいくと自分では楽観視しているが・・・甘すぎですかね?
2014-04-06 22:00
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