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映画版ドラえもん [雑談]

最近ちび太とちび子は毎日京都バアバ(=うちのオカン)が送ってくれたドラえもんの映画版DVDを見て過ごしている。見まくってる。
休日は早く起き出した子供達がご飯を食べ終えてドラえもんの映画を見ている頃に起き出すことの多い僕だが、リビングでメールチェックなどをしながら一緒に見ているうちにほぼ今家にあるシリーズは全部見終えた。

個人的に気に入っているのは、自分が子供の頃にも見て好きだった『のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』と、初めて見た『のび太とアニマル惑星』だ。
特にリトルスターウォーズは主題歌になっている武田鉄矢の少年期がいい歌でじ~んとくる。
自分が子供の頃にも好きになった歌だが、こうやって大人になって自分の子供達と聞けるのはなんだかすごく幸せ。



そんな昔の映画から割と最近のものまで見ているうちに、2つほど気付いたことがあった。
まずは、ストーリー展開。
大体の作品が、宇宙にある違う星にすむ人間(正確には宇宙人)との邂逅によって物語が進むか、地球にある未知のエリアを偶然発見しそこの住人とのやり取りで物語が進むかのどちらかのケースが多いと言うこと。
後者だと、『のび太と竜の騎士』や『のび太と雲の王国』なんかがそれに当たる。

もうひとつは上にも挙げた『のび太とアニマル惑星』辺りの作品から、かなり環境問題に対するメッセージ性が強くなること。
地球上の人間だろうと別の銀河系に住む宇宙人的人間だろうと、いずれにしても問題の発端は人間が自然に敬意を払わずに開発を進めた結果その星が危機的状況になってしまう、もしくは人間自体に災いが降りかかってしまっている(『のび太とブリキの迷宮』のカプセルに入らなければ生きていけない状態など)という状況設定が多い。

もちろん環境問題をテーマにすることは素晴らしいことだと思うけど、今日見た『のび太と雲の王国』とかはちょっとその辺りの刷り込みが強すぎて辟易としたなあ。
偶然発見した雲の王国に住む天空人が地球上を雨で洗い流すノアの方舟計画を審議しており、その場にたまたまドラえもんの道具で遊んでいたしずかちゃんを含めたメンバーが連れてこられて泣きながら人間の愚かな行いの許しを請う・・・見たいな設定なんだけど、ちょっと展開が強引に環境問題に行き過ぎて映画本来の楽しさに欠けてしまっている気がした。
実際それを察したのか、ちび太はこの作品は好きじゃないみたい。

あと、ここ最近数年の映画版は声優も絵のタッチもすっかり変わってしまっていて違和感ありまくり。
特に声優陣がなんだか登場キャラ全員が同じような声に聞こえる。あのジャイアンですら。
やっぱり辞めて初めて大山のぶ代の偉大さが分かるのだ。
絵のタッチもやたらドラえもん離れ(?)しており、すごい嫌。
結局子供達も見るのは昔のシリーズばかりだ。

でも、大人になって見てもドラえもんには子供の夢が詰まっていて面白くもあり懐かしくもある。
次から次に出てくるひみつどうぐはちび太やちび子にとっても大興奮なようで、ちび子までレゴでライト(らしきもの)を作って"スモールライトごっこ"(=スモールライトを手にして「スモールライトーーーッ!」と叫ぶ、それだけ)を楽しんでいる。
ちび太も今度旅行に行くときに飛行機の窓から雲の王国を発見しようと息巻いている(嫌いなくせに)。

そして最近二人が最も口ずさむのが、ドラえもんに出てくる様々なテーマ曲。
必死になって踊りながらドラえもんの歌、特に昔のを歌っているのはかわいい。

今日も仕事に追われながら多少弱音を吐きたい想いを持ちつつ家で仕事をしていると、パパの部屋に入ってきたちび子(2歳)がまじめな顔でパパを見据えながら、武田鉄矢調で、

「♪よわい~、あなたは~♪ にんげん~だから~~♪」

・・・どらえも~~~ん!助けて~~~!(by のび太)
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