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確定申告 [雑談]

この週末はやらなければと思いつつ期限ぎりぎりまで先延ばしにしてしまっていた確定申告の手続を行った。
といっても、日本のではなく2010年分のフランスでの所得税の確定申告だ。
今年が最後の手続となるが、これが結構メンドクサイ。
フランスでは会社員も含めた全員が確定申告をする制度となっているのだが、僕はエキスパッドだったので会社が手配してくれた税務コンサルタントとやり取りをすれば良いので、一般的な手続よりも随分楽なはずなのだが。

具体的にはWeb経由で必要な情報を入力することとなる。
現住所やフランスから日本への帰国日などを入力していき、現在の自分のステータスなども確認していく。
入力を進めていくと、日本ではあまり目にすることの無いような質問項目もある。

例えば・・・「あなたの結婚の契約形態はなんですか」というもの。
選択肢には
・契約無し
・財産の分割所有を行う契約形態
・財産の共同所有を行う契約形態
・その他-自分の契約形態を別途下記に記入
とある。

確かフランスで銀行口座を開くときなどにも同じことを聴かれたが、結婚形態に複数パターンがあるという認識がそもそも無いので最初は戸惑ったもんだ。

その他には、「あなたは以下のものを購入もしくは専門的に備え付けましたか?(professionally installedってどう訳すんだ?)税額控除を増やすためには備え付けから2年以内に支払を完了する必要があります」とあり、
・リサイクル燃料を使うもの
・ウォーターボイラー
・断熱素材
・ヒーター
・低温ウォーターボイラー
・高齢者向けまたは障害者向け器具
・エレベーター
・最後のは何を意味してるのかも分からないので原文(英訳)のまま書くと"Did you have work done in your housing in France by a third party to reduce technological risks?"

何となく言わんとする(=税額控除のある)ことは分かるのだが、リスト自体には疑問も残る。

さらに進むとフランスっぽい質問が数多く。
例えば「2010年に家で誰かを雇いましたか?(例 家政婦、乳母、庭師)」など。

そして投資に関する質問も独特。
「フランスの海外領に投資をしましたか?」
「フランスの映画制作投資会社の株を買いましたか?」
「釣り会社の株を買いましたか?」

映画制作云々はフランス映画を文化の一部として守るような目的があるのかもしれないが(未確認)、釣りのは全くもって謎。
そもそもフランス人はあんまり魚食べないのに?

とまあ、非常にめんどくさかったが一応入力&送信完了。
無事正しい所得税が計算されることを願う。

方や未だにフランスの口座から引き落とされ続けるテレビ受信料・・・マジで何とかして!!
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