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Budgeting [仕事]

うちの会社の事業年度は10月から9月なので、そろそろ来年度の予算策定を行わなければならず、そのおかげで今週も週末は休むどころか没頭して各種データの検証&分析。
こういう作業については平日の業務時間中に様々な突発的事象や案件に対処しながらよりも休日に書斎(というほどのもんでもないが)に籠もっておいしいコーヒー片手にやった方が効率がよく、そのため平日の間から「土日でやるか」と内心既に休日頼みになってしまってるのがちょっとまずい。
とはいえ、こういうエクセルを活用する作業は会社の1280x1024のモニタよりも家の1920x1200のモニタでやった方が遙かに効率がいいのも事実。

そんな予算策定だが、これまではバジェットを与えられる側だったのに対して、今回初めて来年度のうちの営業チャネルのバジェットを作る側になったという責任感も大きい。
自分が組み立てたロジックに基づく数字が、来年度の目標となり、その結果同じ営業チャネルに所属する全ての人の評価や変動業績賞与額に繋がっていくと考えると、当たり前だがとても適当に決めれる数字ではない。
一方で縮小傾向にある市場の中でGrowthへの期待を一身に背負っている状況なだけに、思い切ってストレッチされた目標と、それを実現するための追加の投資案件およびその想定額をできる限りの情報を用いて論理的に見積もらなければならない。

こういった作業で個人的に重視しているのは、まずはアイテムごとの小数点以下の正確性よりも、全体としてケタ間違いを起こさないレベルでの想定可能レンジの見定め。
特にマーケット全体の外観を変えてしまうような今回の震災のような事象が生じた後は、なおさら大枠の把握がまずは必要となってくる。
その大枠を元に個別案件の落とし込んだ数字については、究極プラスマイナス50%のズレは許容範囲だと思っているので、全体を見失うことさえ防げれば、後は走りながらの調整も不可能ではない。

そして全体を見積もる際に意識しているのは、複数の視点を持つということ。
マクロ分析から導いた数字とボトムアップで積み上げた数字の着地点にズレがないか、あるとすればそれをどのように理解するべきかといったところを徹底的に考え抜くことが大切。

とはいえこれは仕事や人生全般にも言えることだが、正解の数字があるわけではないため、考え得いて見定めた後はそれを実現可能なアクションに落として遂行して行かなければならない。
これまで以上にエネルギーが必要となるが、それを乗り越えた先の達成感を想像しながら、自分も周りも達成できる範囲の最大限を意識しながら前向きな成長戦略を描いていきたい。

これは個人も会社も社会もそして国家も同じだと思う。
そういう意味でも、この今の厳しい現実からV字回復する、それができると国民全体、世界全体に思わせることができるほどのリーダーシップが日本にも必要なんだけど・・・ねぇ。
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