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LinkedIn [仕事]

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先日GoogleニュースでLinkedInが2011年度中に日本語版の立ち上げを行うとの記事を見た。
このLinkedIn、フランス駐在から帰国する際にアカウントを作成してこれまで半年以上使ってきたが、個人的には、パーソナルアカウントをビジネス目的に使うためのクラウドサービスとしては群を抜いてイノベーティブだと思う。

一言で言うと、履歴書の公開と仕事関係のソーシャルネットワーク。
アカウントを作成する際に、自分の職歴やスキル等を細かく記載でき、その公開度合いを決めることができる。
これが日本国内の新規サービスだったら履歴書の公開を戸惑ったと思うが、フランスを去るときにお世話になった役員に教えてもらってログインしてみると、仕事でつながりのあった延べ数十カ国の同僚やビジネスパートナーが、まあほとんどと言っていいほど職歴を公開していたので、ためらいなく自分のアカウントでもそうしてみた。
この辺のいわば個人情報の公開に対する心理的ハードルを消し去れるかが日本語版が成功するかどうかの鍵になる気がするな。

ホーム画面では登録しているコネクションのある人達のアップデートが一覧表示される。
ここがまず素晴らしい。
お互い登録さえしておけば、仕事で異動や昇格、はたまた転職した場合にその相手が職歴をアップデートすると、そのままタイムリーに表示されるのだ。

次に、右側には「People you may know (この人知り合いじゃない?)」一覧が表示される。
当然つながりが増えれば増えるほど連想ゲームで提示される人達が増えていき、そしてそれぞれの人をクリックすると、自分のコネクションの何階層先につながりがあるかが表示される。
例えば、自分の知り合いの知り合いだった場合は、2階層、そして何人の知り合いが共通しているかなどが表示される。
これで結構「あー、久しぶり!!」って人と連絡を取り、再び仕事上の繋がりを持てた。

あと、機能としてはTweetできたり、コミニュティへの参加なんてのもできるのは、一般のSNSと同じ。
ただ、目的がビジネスと最初から決まっているので使い分けに迷わない。
この点Facebookは曖昧さが故にどう使うかがよく分からん(結果使ってない)。

そして、もう一つあり得ないほど便利な機能が、Outlookとの連携。
別途「LinkedIn for Outlook」というアドオンをインストールすれば、連絡先一覧に常に写真付きの(相手がLinkedInに写真をアップデートしていればだけど)最新の連絡先一覧が表示されるのだ。
しかも当然SNSベースなので、相手が勝手に最新情報に常にアップデートしてくれる。

イメージはこんな感じ(プライバシー保護のため思いっきり縮小しているけど)。

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これが日本でも広がると、ハッキリ言って名刺交換は初回のアドレス登録だけの意味くらいしかなくなるかも。
新型のScanSnap S1500が発売されたら購入して、大量の名刺を整理してEvernoteで管理しようと思ってたけど、そんな作業必要なくなるかもね。

日本の特殊なビジネス習慣の壁を越えてサービス拡大できるか、興味津々。
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