SSブログ

Bon WE [雑談]

今週末を皮切りに、我が家は夏に向けて週末のイベント満載だ。
今週はオランダに住む高校時代の友人家族がパリまで遊びに来てくれた。
本人は既に7ヶ月ほどオランダに住んでいるのだが、奥さんと1歳半の娘さんはつい2週間前に日本から来たばかり。
まずは最近LADURÉEよりも美味しいと感じているPIERRE HERMÉのマカロンでお出迎え。

DSC01005.JPG

パリ観光といっても、土曜日のお昼について日曜日の午後には帰ってしまうという1泊2日の強行ツアーに加えお互い子連れという状況だったので、とりあえず夕飯前に公園を通ってエッフェル塔のふもとまで散歩して、そこからセーヌ川遊覧船ツアーに乗ることに。

暖かくなって日も随分長くなってきたパリは、週末の公園ともなると芝生の上は人が一杯。
テンションも上がってくるせいか、子供達の仮装大会や川沿いでの記念撮影などに出くわした。

DSC01008.JPG

DSC01012.JPG

遊覧船は1時間のツアーなのだが、天気が曇り始めたのもあって結構寒かったのが少し残念だった。
その後は散歩歩しながらうちに戻ってゆっくり食事をすることに。
フランスらしいものということで鴨のコンフィ&ボルドーワインにしてみたが、やっぱり久しぶりに食べても鴨のコンフィは美味しい(特に皮!)

DSC01021.JPG

次の日は午前中に家の近くのマルシェに行ってチーズやワインなどの食材を購入。
その後は別の公園に散歩に行って、ロバに乗ってみることに。
今まで乗れなかったちび子は2歳半になったのか喜んで乗っていたが、友人の娘はまだ怖いらしくて乗れず。
ちび太はさすが4歳で、もう全然一人で大丈夫。

DSC01022.JPG

DSC01034.JPG

その後はうちに戻ってランチを食べて、友人家族をお見送り。
次回は我が家がオランダにお邪魔するかどこか一緒に旅行に出かけるか、パリを離れる前にもう一回イベントを企画したい。

そして夕方は子供が産まれたばかりの同僚の家にお邪魔して、日本から応援に来ているおばあちゃんの手料理をごちそうになる事に。
ちび太もちび子も大喜びで、僕も妻も日本の味付けが美味しくて、すっかりごちそうになってしまった。

そんな感じの週末だったが、今週は木曜日と金曜日が会社が休みなので、木曜日から3泊4日で初のローマ旅行へ行く予定。
今から本場のカルボナーラが楽しみやわー。

た、高い [雑談]

フランスの幼稚園および学校は現在バカンス中。
今回はVacances de Pâquesだったのだが、基本的に6週間行って2週間休みになるというペース。
これにさらに7~8月はまるまる休みになるため、なんだか学校(小学校までは同じペースのはず)や幼稚園のある日とない日がどっちが多いのか分からないくらいだ。

さすがに2週間も空くと、特にちび太の有り余るエネルギーの発散の場が無く週末はもてあまし気味。
とは言っても家にいる間はちび子を気遣いながら(ちびこのわがままさと相まってお兄ちゃんの優しさがこっちが泣けてくるほど伝わってくる)騒ぐこともなく遊んでいるのだが、ひとたび他の人の家や来客があると一気にテンションが激高に。
土曜日も赤ちゃんの生まれた同僚の家に行ったのだが、みんなで相手して"たたかい"とかをしているうちに興奮しすぎて汗だくになって最後はもどしてしまった(申し訳ない・・・)。
しかし吐くまで止まらないテンションって、なんなんだ一体。

今日も以前うちの玄関で産まれた赤ちゃんとその家族が遊びに来たのだが・・・とサラッと書いてみたが9ヶ月前にうちに遊びに来ていた妻の友達の妊婦さんが急に産気づいてしまって救急車が間に合わず、なんと玄関で同じく遊びに来ていた他のママさん達と協力しながら赤ちゃんを取り上げたことがあったのだ。
その子のお兄ちゃんがちび太と同じ年齢だったのだが、その子もちび太と同じくバカンスで既にエネルギーが溢れかえっており、最初から手をつけれない状態。
さらにお互いのテンションがさらにお互いを高めあい、数分後には奇声を発しながら家中を全力で走り回る始末。
さすがにちび子はそこまでのテンションになりきれず、一度は同じテンションで奇声を発してみたもののそこからどう絡めばいいのか分からなかったようで途中からオママゴトに切り替えてた(笑)

4歳児二人は最後まで汗だくになって遊び倒していたが、その子のフランス人のパパと二人で半ば呆れながら相手してました。いや~、高かった。

ぐるぐる&Type Fの故障 [雑談]

特にこれといって予定の無かった週末なのだが、土曜日は久々に家族みんなが好きな15区のGourmet Gourmands(グルメ グルマン: 我が家での通称"ぐるぐる")というアジアンご飯のお店へ。
家からはちょうどエッフェル塔を見ながら自由の女神像のあるPont de Grenelle(グルネル橋)を渡って歩いて20分ほど。

DSC00862.JPG

ちなみにこの自由の女神像は、フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことの返礼としてパリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものだそうだ。

DSC00867.JPG

思えばしばらくご無沙汰していたのだが、お店のおばさんはちび太とちび子を見るなり大喜びで迎えてくれた。
季節柄外が気持ちよかったのでお店の人がテーブルを外に持ち出してくれて、即席テラス席の完成。

DSC00866.JPG

このお店は家から歩ける距離だし美味しい割に非常にリーズナブルで、散歩がてらの土曜日のランチに重宝する。
特にお気に入りのメニューはこれ、エビ入りタイ風焼きそば。

DSC00875.JPG

妻が頼んだのはフォーのようなエビ入りそば。

DSC00874.JPG

どっちも美味しくてさらにネムや蒸し餃子のような物やチャーハンを頼んでビールも飲んで締めて40ユーロちょっと。
この日はその後近くの日本食材店で買い物をして帰宅。

帰宅してみると、困ったことに妻が使っているVAIO Type Fの液晶が切れた蛍光灯のような光り方をして数十分後には全く映らなくなってしまった。
最近廃熱ファン部分がかなり熱かったこともあり埃でも詰まっているのかと以前のように分解して大掃除をしてみたが、それでも症状は回復しない。
モニタの消え方と、さらに光の下で目をこらして見るとうっすらとくらい液晶の奥に表示されている物が見えるので、恐らく液晶のバックライトがご臨終してしまったのだろう。
こうなるとメーカー修理に出すしかないし、ソニーの場合確か液晶パネルごと全取っ換えで10万円近くになってしまう。
かといって妻のPCでメール受信した旅行の詳細などが見れないと困るので、苦肉の策として外部ディスプレイを急遽購入することに。

そして日曜日、家から電車を乗り継いで30分ほどにあるLa Defense(ラデファン)に日曜日も空いているDARTYのお店を発見し、行ってみた。
途中のメトロで捕まって立つ棒と棒の間に布で出来た幕を張って音楽とともに人形劇をする大道芸(?)に遭遇。
パリはメトロの中での自主的な(笑)出し物が多いのだが、たいていバイオリンやアコーディオン、カラオケといった音楽系が多い中でこれはユニークだった。

DSC00886.JPG

「おおお~」と思ったときは1ユーロほど払うことにしている。今日はちび太の役。

DSC00887.JPG

La Defenseは東京で言うところの丸の内か新宿西口のようなビジネス街で、パリ唯一(というか正確にはパリ郊外なのだが)高層ビルが建ち並ぶエリアで、これまで家族で来たことはなかった。

DSC00888.JPG

そんなビル街に突如大きな芸術作品があったり、その横にはここを象徴する新凱旋門が見えたりとビル街だからといって決して殺風景なわけではない。

DSC00890.JPG

結構お店も開いていたが、食事をするところはあまりなく仕方なく我が家としては数年ぶり?のハンバーガーショップへ。
久々に食べたけど、やっぱりジャンクフード系は好きじゃないなあ。

その後DARTYで在庫のあったAcerのP205Hを購入。


acer P5シリーズ 20インチワイドTFTモニタ P205HBMD

acer P5シリーズ 20インチワイドTFTモニタ P205HBMD

  • 出版社/メーカー: 日本エイサー
  • メディア: エレクトロニクス



このP205H、接続してみると解像度が1600x900と特殊で(まさに16:9のワイド液晶)、Type Fの解像度選択画面にはオリジナルの1680x1050はあるものの1600x900が無い。
結局Geforce 6200 Go付属のNVIDIAのドライバーソフトを使ってマニュアル設定できたから良かったのもの、少し焦った。
設定してみると、こんなワイド液晶が130ユーロくらいで買えるようになったことに改めてびっくり。
デジタルの世界の日進月歩は恐ろしい。

ノート自体の液晶が使えないのでちょっと配置に苦労したが、本棚の前の段差を利用して不格好ながらそれなりに妻のPC環境を復元。

DSC00899.JPG

これで旅行情報&Webからの子供達のペーパークラフト印刷とまた大活躍できそう。

アイスランドの火山噴火 [雑談]

先週木曜日に噴火したアイスランドの火山が周りにいる人たちの実生活にも大きく影響を与え始めている。
最初は職場の同僚が「明日はシャルルドゴール空港が火山の噴火の影響で閉鎖するらしいよ」なんて言うのを「ふーん」と聞いていたのだが、先週パリで子供が生まれた同じ日本人エキスパットの同僚の母親がそのために日本からパリに来れないという。
何でも聞くとしばらく日本からヨーロッパに行く全便が欠航だそうだ。
ちょうど今うちにも日本から親戚が遊びに来ており、彼女が明日月曜日(19日)の便で日本に戻るのだが、心配になってJALに問い合わせて見るも全く繋がらず。
ダメ元で旅行先からの帰りに直接オペラ座近辺のJALのオフィスに行ってみるも、これも日曜日なので当然閉まっており、帰ってからネットで調べてみると空港が閉鎖された15日以降、ヨーロッパでは4日間にわたって他大陸からの移動がストップしており、2001年9月11日のアメリカの同時多発テロ時を上回る影響が出ているとのこと。
日本にいると多少の地震や火山の噴火は聞き慣れているが、ここまで来ると大変だ。

そんな中可哀想なのは先日ロシアのカチンの森近郊で大統領専用機が墜落して大統領と中央銀行総裁を含めた政官界のトップ約90人が死亡した事故に対する国葬を18日に行ったポーランドだ。
カチンの森で起きた事件そのものも今回知って調べてみると非常にショッキングなものだったし、その追悼に向かった要人が飛行機墜落で亡くなってしまうというのも悲劇としか言いようがないし、その国葬にオバマ大統領を含めた各国からの参加者が参加できなくなってしまったのも何とも言い難い。

ちょうど事件の後先週ポーランドの同僚にプロジェクトで電話する機会があり、今回の事件についても話をしたのだが、「確かに国中がショックを受けるほどの大事故だったが、今のポーランドは政治の機能もしっかりしたものを築けているし経済成長も引き続き力強く延びているので、きっと国としては問題なく乗り切れると思ってるよ」とサラッと言っていたのが印象的だった。

かたや日本はといえば、先日の核サミットでの実績についてワシントンポストの記事で
By far the biggest loser of the extravaganza was the hapless and (in the opinion of some Obama administration officials) increasingly loopy Japanese Prime Minister Yukio Hatoyama.
なんて言われる始末。
「今回のサミットの圧倒的な敗者は無能でますます頭の狂ってきた日本の鳩山だ」と有力紙にまで書かれる同盟国の首脳って、同じ日本人として恥以外の何物でもない。
しかもポーランドの国葬には初めから不参加だったのだが、その状況で閣僚全員とお花見してるとは、本当に噴火しなければならないのは我々日本国民の民意だな。

旅ガラス [雑談]

気付けば随分とBlogの更新が滞ってしまってるが、2月末からカナダ→東京→ドイツというバカンスと仕事での出張がほぼ切れ目無く続いており(実際モントリオールからパリに早朝に戻ってきてその日の夜のフライトで東京に行ったし)、Blogを書く時間が全然作れていない。
明日は昼にドイツに発たなければいけないので、ここ最近の出来事はケルンから帰ってきたあたりでまたゆっくりと書きます。

初めてのヤフオク [雑談]

なんだかここ最近ランチを取る余裕すら全く無い程忙しく、普段朝食も食べないタイプなので一日のうち初めての固形物を食べるのが家に帰ってからの晩飯という不健康な生活を送っているが、そんな日々に刺激を与えてくれるニュースが。ええ、もちろんVAIOの2010年春モデル第2弾の発表ですが。

もちろん興味をひかれるのは最上位モデルの新VAIO Zシリーズ。
詳細なレポートはこのような専門的な記事に譲るが、VAIOフェチとしてひかれるのは開発担当者の以下のコメント。

「開発の難易度はスペックアップに比例した以上のことがあり、設計者の限界を超えていると思うようなレベルの仕事だった。頭をクールダウンしてしばらく時間がたてば、改善点も見えてくるだろうが、今はこの上を考えられない」

確かにスペックだけを見ると同業他社の製品を圧倒的に凌駕するほどの性能で、つまりはそれだけの最新技術を詰め込むことによる不具合発生等のリスクを踏まえた上でのチャレンジングな製品と言えるだろう。
でも、興味津々で早速Sony Styleで購入シミュレーションしてみたところ、アッサリと四捨五入40万円の世界に突入。
これまでのSonyへの貢ぎっぷりからか3年ワイド保証の無料や5%オフなどのクーポンが結構たまっているので、あわよくば速攻注文して再来週の日本への出張時に受け取ってパリに持って帰ってこようと画策していたのだが、金額的にこれはあきらめざるを得ない。

そんな寂しい気持ちを抱えつつ、だったら今あるノートをどうやって有効活用しようかと思い悩んだあげくに至った結論が、ドッキングステーションを買おうということ。
で、思い立ったが吉日、買っちゃいました。しかもType SZ用とTZ用の両方。

これがType SZ専用のVGP-PRSZ1
VGP-PRSZ1.jpg

これがType TZ専用のVGP-PRTZ1
VGP-PRTZ1.jpg

本来は両方とも2万円程するのだが、人生初のヤフーオークションを使って半額以下で購入できた。

そういう経緯で初めてヤフオクを使ってみたのだが、取引自体は思っていた以上に簡単だった。
ただ、5,000円以上の入札をするには有料のYahoo! プレミアム会員になる必要があり、この手続が大いに戸惑った。
手続自体は速攻完了したのだが、有料会員故に今後の会員費(月364円)の支払情報を登録必要がある。
手続自体はYahoo! ウォレットというYahoo!の派生システムにより可能なのだが、自分でも全く記憶にないことに、どうやら既に支払情報を以前登録したことがあるらしい。
ただその口座もしくはクレジットカード番号に全く心当たりがないため、確認入力を試しているうちにYahoo! IDがロックされるという最悪の事態に。

その後Yahoo! ウォレットのカスタマーサービスとやり取りして暗証番号の削除などをやっと対応してもらえたが、正直このYahoo!のオペレーションモデル、特にYahoo! ウォレットの使い勝手にははなはだ疑問を感じたな。特に支払情報関係へのアクセスが複雑すぎる。

まあ、とは言っても取引自体は無事に成立したのでよし。
ちなみに2台ともにドッキングステーションを買ったのは、日本に帰った暁にはDVI接続の大画面液晶モニタ(最低フルHD - 1920×1080ドット)、出来ればメーカーはEizo、を2系統入力でDVI接続して、いつでも切換表示出来るようにするのが目的。
きっとOfficeソフトを使ったデスクワークにも最適だろう。

とにかく遊ぼうと思えば多少なりとも遊べる商品なので、今から到着が楽しみ。

映画版ドラえもん [雑談]

最近ちび太とちび子は毎日京都バアバ(=うちのオカン)が送ってくれたドラえもんの映画版DVDを見て過ごしている。見まくってる。
休日は早く起き出した子供達がご飯を食べ終えてドラえもんの映画を見ている頃に起き出すことの多い僕だが、リビングでメールチェックなどをしながら一緒に見ているうちにほぼ今家にあるシリーズは全部見終えた。

個人的に気に入っているのは、自分が子供の頃にも見て好きだった『のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』と、初めて見た『のび太とアニマル惑星』だ。
特にリトルスターウォーズは主題歌になっている武田鉄矢の少年期がいい歌でじ~んとくる。
自分が子供の頃にも好きになった歌だが、こうやって大人になって自分の子供達と聞けるのはなんだかすごく幸せ。



そんな昔の映画から割と最近のものまで見ているうちに、2つほど気付いたことがあった。
まずは、ストーリー展開。
大体の作品が、宇宙にある違う星にすむ人間(正確には宇宙人)との邂逅によって物語が進むか、地球にある未知のエリアを偶然発見しそこの住人とのやり取りで物語が進むかのどちらかのケースが多いと言うこと。
後者だと、『のび太と竜の騎士』や『のび太と雲の王国』なんかがそれに当たる。

もうひとつは上にも挙げた『のび太とアニマル惑星』辺りの作品から、かなり環境問題に対するメッセージ性が強くなること。
地球上の人間だろうと別の銀河系に住む宇宙人的人間だろうと、いずれにしても問題の発端は人間が自然に敬意を払わずに開発を進めた結果その星が危機的状況になってしまう、もしくは人間自体に災いが降りかかってしまっている(『のび太とブリキの迷宮』のカプセルに入らなければ生きていけない状態など)という状況設定が多い。

もちろん環境問題をテーマにすることは素晴らしいことだと思うけど、今日見た『のび太と雲の王国』とかはちょっとその辺りの刷り込みが強すぎて辟易としたなあ。
偶然発見した雲の王国に住む天空人が地球上を雨で洗い流すノアの方舟計画を審議しており、その場にたまたまドラえもんの道具で遊んでいたしずかちゃんを含めたメンバーが連れてこられて泣きながら人間の愚かな行いの許しを請う・・・見たいな設定なんだけど、ちょっと展開が強引に環境問題に行き過ぎて映画本来の楽しさに欠けてしまっている気がした。
実際それを察したのか、ちび太はこの作品は好きじゃないみたい。

あと、ここ最近数年の映画版は声優も絵のタッチもすっかり変わってしまっていて違和感ありまくり。
特に声優陣がなんだか登場キャラ全員が同じような声に聞こえる。あのジャイアンですら。
やっぱり辞めて初めて大山のぶ代の偉大さが分かるのだ。
絵のタッチもやたらドラえもん離れ(?)しており、すごい嫌。
結局子供達も見るのは昔のシリーズばかりだ。

でも、大人になって見てもドラえもんには子供の夢が詰まっていて面白くもあり懐かしくもある。
次から次に出てくるひみつどうぐはちび太やちび子にとっても大興奮なようで、ちび子までレゴでライト(らしきもの)を作って"スモールライトごっこ"(=スモールライトを手にして「スモールライトーーーッ!」と叫ぶ、それだけ)を楽しんでいる。
ちび太も今度旅行に行くときに飛行機の窓から雲の王国を発見しようと息巻いている(嫌いなくせに)。

そして最近二人が最も口ずさむのが、ドラえもんに出てくる様々なテーマ曲。
必死になって踊りながらドラえもんの歌、特に昔のを歌っているのはかわいい。

今日も仕事に追われながら多少弱音を吐きたい想いを持ちつつ家で仕事をしていると、パパの部屋に入ってきたちび子(2歳)がまじめな顔でパパを見据えながら、武田鉄矢調で、

「♪よわい~、あなたは~♪ にんげん~だから~~♪」

・・・どらえも~~~ん!助けて~~~!(by のび太)

さくらんぼの先生とカルフールとOffice2010ベータ版 [雑談]

今日は特にオチのない至って普通の週末。
昨日の夜は疲れがたまっていたのか、書斎(妻曰くパソコン部屋)のベッドの上でクッションにもたれかかりながらネットを見ていたら知らない間に寝てしまっていた。

朝起きてお昼はちびこの大好きな「さくらんぼの先生」がやっている中華レストランに行くことに。
さくらんぼの先生とは、ちび子のベビーシッターをしてくれていた方なのだが、初めてお願いしたときにちび子にさくらんぼをひとつずつ種を取って食べさせてくれたらしく、それ以来ちび子はさくらんぼの先生と言ってすごく慕っているのだ。
でも残念ながら親戚の方が経営する中華レストランが忙しくなってきたらしく、しばらくはベビーシッターが出来なくなってしまいちび子も寂しがっていたので、そのお店に行ってみることに。

お店は9番線のPorte de Saint-Cloud駅のすぐそばで、店内もゆったりとしていて良い雰囲気だった。
料理もすごく美味しくて、ちび子も久しぶりにさくらんぼの先生に会えて大満足。
エビの中華炒めがすごく美味しかったので、また近いうちに食べに行きたい。

その後は散歩がてら歩いてAuteuil(オートイユ)のカルフールへ。
日本からは撤退してしまったこのフランス大手スーパーだが、ここフランスでは非常に盛況。
日本で失敗した一因は、恐らく多くの日本人がウォールマートと同じ「安かろう悪かろう、でも大量」というイメージを持ったからだろう。
フランスにあるカルフールは確かにそういった一面もあるが、野菜コーナーでは有機野菜も大量に品揃えがあるし、チーズやワインの専門コーナーもものすごく充実しているので、イメージは違う。
そうはいっても日本のように幕張にだけ出来ても誰も行かないし、せめてイオンくらいの店舗網と住環境からの近さがないと意味ないよな。

そのカルフールで、今日は大量に買ってlivraison(リブレゾン=宅配)を頼むことに。
最近は買い出しに行くときは近所のスーパーでも良く宅配を頼むのだが、カルフールでは初めて。
おむつやトイレットペーパーやミネラルウォーターを大量に買うと、これが便利なのだ。
今日は買いに買ったり350ユーロ程にもなってしまった(そのうち結構な割合がワインだったりするのは秘密)。

で、そのリブレゾンがお約束のように時間を過ぎても来ない。
妻がカルフールに電話で問い合わせると「今出ました」とのことで、そば屋の出前は各国共通なんだと認識させられた。
その後予定時間は大幅に遅れながらも何とか無事到着。

そして話は全然変わるが、宅配を待っている間に今年発売になるMicrosftのOffice2010のベータ版をメインで使っているType SZにインストールしてみた。
Outlookが特にインターフェイスが変更されていて違和感があったりするが、一つのメールをクリックすると受信返信履歴がツリー上に即座に表示されたりして会話のやり取りを追うのがすごく便利になっているのはGood。

あと、Office製品の中でダントツによく使うPowerPointはあまりOffice2007からの変更はないかな。
でもやっぱりワイド画面のノートで相対的に狭い上下の幅を大きく取られるリボンのインターフェイスは個人的には嫌い。
結局リボンは最小化して主に使う機能はアイコンとしてクイックアクセスツールバーに登録しているが、このツールバーが画面の左右に配置できて、上下に余裕を持たせてプレゼンテーションスライド自体を最大限画面上に表示できれば良いのだが。
あと、よく使う色は固定色として登録できたりするとうれしい。

Officeソフトは2~3年に一度アップデートされてしかも毎回購入していると金額的に馬鹿に出来ないのだが、日々それを何時間も使って仕事をした上で食べていっているわけでもあるので、必要な投資と割り切って逆に少しでも新しい機能を取り入れて仕事を効率化していきたい。

そんなことを改めて思った普通の週末なのであった。

Traveling [雑談]

先週があまりに忙しく体力的というより頭脳的にヘロヘロになったせいか今日土曜日は朝から魂が抜けたようになってた。
"ちび子と二人で外出してちびこの好きなドーナツを一緒に食べる計画"も実現できず、夜になって白いご飯と豚汁という純日本的なメニューでやっとほっこり落ち着いた感じ。
やっぱり日本食はええなあ。あ、でもそういえば昼はステーキ食べたけど・・・。

忙しいながら先週は楽しみなニュースが一つ。
それは仕事でプロジェクトチームメンバーで日本に行くことがほぼ決まったこと。
恐らく2月末から3月頭にかけて2泊くらいの日程で行くことになりそうだ。
ちょうどその時期は幼稚園の休みに合わせて3年目にして初めてスキー休みを取って10日ほどカナダのモントリオールへ行く予定。
その後3月中旬にはドイツへ仕事へ行く予定があるので、モントリオール、東京、ケルンと忙しい月になりそう。
それでもチームメンバーと日本に行けるのは楽しみだ。
特にパリの偽物とは全く違う本物の日本食のどれを食べてもらおうか。
さすがに豚汁はないけど。

3月の訪問はプロジェクトにとって重要だが、個人的にも日本の関係者と次の赴任先の相談をするのに良いタイミング。
11月末の任期終了の半年前には次のアサインメントをほぼ確定させる必要があるため、5月末までには結論を出さなければならないからだ。
この先半年ほどは仕事もプライベートも色々変化がありそうで楽しみだ。

Bonne et heureuse année 2010 a tout le monde! [雑談]

パリにいると年末年始を意識しないまま気付けば2010年になっていたという感じ。
日本の紅白の様子はネットの速報で夕方には分かってしまったし、かといってフランスのテレビは31日午後8時からの10分間のサルコジ大統領の演説を除けば至って普通。

DSC07663.JPG

年が明けてからも特に正月番組的なものもない。
しかしあのひたすらに無意味で無内容な日本の民放の正月特番ってなんとかならんかね。

ちょっと気になって去年の新年1発目のエントリーを見てみると、こんな感じだった。

そうそう、去年は年末年始にかけて1年ぶりに日本に帰省したんだっけ。
そういえば帰国の際にエールフランスの機体故障でモスクワ上空からシャルルドゴール空港に引き返すなんていうトラブルもあって大変だった。
去年はその後夏にも帰国したので、なんだかんだと日本に戻っていたことになる。
今年日本に帰るとすれば恐らく赴任を終えての本帰国となるのだろうが、何時どのような状況になるのかは不明で、ある意味今年の最も大きなイベントと言える。

そういう意味で今年の目標を掲げるとすれば、仕事においては次の赴任先をきっちり決めるというのが今年後半のビッグイベントであり、今年前半はそれに向けて担当しているそしてこれから担当するプロジェクトをしっかりまとめ上げるということになる。
次の赴任先についてはこれまでも何度か触れていたが、チームマネジメントを最重要項目に揚げて検討していきたい。
日本での経験とこのパリでの数年間で得たことを如何に自分のチームを持って実践していくか、そしてチームメンバーに伝えていくかということを経験しなくてはならないし、ある意味それは会社や取り巻く人々がこういう駐在経験を与えてくれたことに対する当然の義務だとも感じる。
そのためのスキルアップに対しては、時間と費用を惜しまずに出来る限りのことをしていきたい。

プライベートでは、まずはかなり話せるようになってきた2歳半のちび子を含めて家族4人でしっかりコミュニケーションを取っていければと思う。
どこかへ一緒に旅行する経験や、遊びだけではない親としての想いというのも少しずつ伝えていくその初めとなるような年にしたい。
もちろん子供だけでなく妻ともお互いが想い描く夫婦像を話しながら創っていければと思う。

仕事を離れた自分個人のことをいうと、日本人とは何なのか、日本人であるということはどういう意味があるのかをもう一度考え直す年にしたい。
そう言うと大げさなのだが、海外に住んで3年目になりその間に今の日本の良いところ悪いところを国際的に見ることも出来たし、また離れれば興味が出て日本の近代史についても調べたり思いを馳せることも多くなった。
そんな中昨年後半には日本の政治状況も大きく変わり、一方で同じアジア圏の中国やインドがすさまじい勢いで成長したりと、そういったことを考えるに十分な材料と意義のある年だと思っている。
昨年もBlogで書いたが、社会人人生の最後の10年は国のため・・・というよりも生まれ育った地域のために貢献したいという最終目標があるので、それについての心構えを少しずつ醸成させていきたい。

なんだか堅い話になってしまったが、もし日本に帰国することになればもちろんPCを含めたIT系の最新技術も大いにキャッチアップしたい。
特にワイヤレスWANかモバイルWiMAXといった最先端のインフラを使って、仕事を含めた環境を制限のないモバイル化してみたい。
そのためには新たなVAIOの購入が必要かもしれないけど・・・と、伏線を張ってみる。

2010年という区切りの良い年が皆様にとっても良い年でありますように。
そして、今年もどうぞよろしくお願い致します。

アツいおとこ [雑談]

我が家にはアツいおとこがいる。4歳半になるちび太だ。
毎日異様なくらいテンションが高く、ちび子と比べても暴走気味でいつも怒られるところまで止まらないのだが、今朝も起き抜けからすごかった。

いきなり目覚めたかと思えば「よし、きがえよー!!」とベッドから飛び降りて一人でさっさとお着替え。
下手するとここ数週間毎日着ているママお手製のセーターを着てポシェットを肩からかけて「よし、たんけんだー!」と家の中をバタバタ走り回る始末。
こっちは今日は朝早い時間帯にミーティングが無かったので少しいつもよりゆっくり寝ていると、ちび太が突然雄叫びをあげて、「うぉぉぉ!!発見したぞー!!リビングにもっていこーーー!」なんて言っている。
2歳半のちび子も言われるがままに手伝って大きな箱を引きずっていたのだが、妻に「あ、ちょっと起きてよ!!」と言われて見てみると・・・あっちゃー、やっちまった。
折角先日会社を休んでベビーシッターさんをお願いしてまで(それだけが理由ではなかったけど)して秘密裏に買いに行って、使っていないシャワールームの奥に隠していたクリスマスプレゼントを発見されてしまった。

当然ちび太の興奮は絶好調でどうしたものかと少し悩んだが、努めて普通に「それ、ちび太のプレゼントちゃうで。」とダメ元で言ってみた。
幸い大きな包みはそのままで、中身は見えていない。
当然「え!?じゃ、何?」と聞かれたが、「それパパとママのクリスマスプレゼントで、大人のだからオモシロないで。サンタさんはクリスマスは子供達のプレゼント配るので大忙しだから、大人のは先にこうやって配ってるんやで。」
・・・サンタさん勝手に仕事増やしてすんません。

意外にもちび太は「あ、そうかー!じゃないとクリスマスの日はおもちゃだらけでトナカイさんが疲れちゃうもんねぇ!」と奇跡の納得。
ちび子はどっちにしろ今もらえないんだったらしゃあないか、みたいなアッサリさで引き下がる・・・姉さん、さすがです。

その後もそんなことはすっかり忘れてぬりえにねんどにレゴにパズルに、全力投球のアツイおことなのだった。

飲み会続き [雑談]

先週は日本にいるのかと錯覚するほど飲み会が多かった。
まずは水曜日にパリに住む日本人が集まった会。
大使館関係の方が音頭を取ってくれているので、普段あまり接しない方とも色々話が出来て新鮮だった。

金曜日は、パリの金融機関で働く日本人有志による会。
多くは日本の各大手銀行のパリ支店銀行にお勤めの方々。
日本食料理屋に合計11人が集まったのだが、異国の地で全員起立して名刺交換をするのはちょっと気恥ずかしかった。
しかも早々に名刺を切らすという手際の悪さ。
フランス人アシスタントに事前に増刷を頼んでおいたのだが、プリントアウトするだけの名刺が2日経っても用意されず、みすみす切らしているのを分かった上での参加となってしまった。
でも、やっぱり世界は狭いと思った出来事が。
たまたま席が隣になったフランスの大手銀行にお勤めの方と話をしていると、先日までうちの会社の同じ部署で働いていたオランダ人の元同僚兼友人が彼の奥さんの大の親友で、2日前にその同僚の家でお好み焼きパーティーをしたとか。
早速今日そのオランダ人の彼女にメールをしてみると、Uso!!!とびっくりしたメールをもらった(彼女は以前日本に住んでいて、しかもそれが京阪沿線で僕の京都の実家の隣の駅だったりもする)。
うーん、世界は実に狭い。

日曜日は幼稚園等を通じて知り合った4家族を我が家に招待してのランチ・・・もとい飲み会。
合計大人10人+子供6人という大人数となったが、うちでくつろぎながら持ち寄ったワインと食事を食べながら色々話を伺うのは実に楽しかった。
僕本人はいまいち記憶があやふやなのだが、最後の方はかなりうとうとして寝かける(妻曰く「また寝てた」)といういつものパターンに・・・反省。

この時期こういった会を重ねると、そこで知り合った方からさらにワインの試飲会などのお誘いを頂き、連鎖的に飲み会が増えていったりもする。
目的は微妙に違えど、12月はどこの国でも師が走る程忙しいようだ。

といっても毎日飲んでいるわけにも行かず、明日は早朝からマドリッドへ行って2日間のボードミーティングを開催する予定。
半年に一回のうちのチームにとって最も大切な意志決定機関であり、参加者は主要各国の現地法人の営業チャネルヘッドだけに半分再開を楽しみにしつつも半分(かそれ以上)は緊張だ。
でも、今回はホストであるスペインの現地法人が最後の日のスペシャルイベントを用意してくれており、個人的にも非常に楽しみ。

うまくボードの運営が出来れば、無事Blogにもアップできることでしょう。
では、人生2回目のスペインの地へ行ってきます。

巡り合わせとインフルエンザ(?) [雑談]

ここ最近、僕の周りで人の出入りが多い気がする。

例えば、新しく着任したグループのマーケティングヘッド。
彼は2000年前後にかけて日本の現地法人で過ごした経験があり、フランス人といえども日本の生活を人生の中で共有していると言うだけで随分と親近感を感じる。

他には、日本で他社で働いていた先輩の出戻り。
多分に良くも悪くもマニアックな方だが、知的好奇心の旺盛さには頭が下がる思いがするし、色々な知識が深いだけに飲みに行っても楽しい。

他には、同業他社から同じ会社に移った業界仲間の退職。

そして他には、同じ会社で気にかけていた後輩の退職(まだ未定だけど)。

人生色々、仕事も色々、プライベートも色々だが、今思うのは自分の能力やキャリアと同じかそれ以上に大切なのは人の縁だということ。
人の縁や運を自分でコントロールすることは出来ないが、それが故に与えられた、巡り合わせを得た人たちとは一期一会の気持ちを大切にしつつもお互い今後の人生で刺激しあえるような関係を気づければと切に思う。
とは言っても、日々の時間の中で連絡を取り合える人間というのはせいぜい限られているので、とにかく携帯電話の電話帳リストを増やすような人間関係は築きたいと思わない。

そして、縁というと一番大切なのはもちろん妻と子供達の、自分の家族。
悩めるときも、上昇気分な時も、いつも自分を支えてくれて生きる意味を気付かさせてくれる大事な存在。
今日はそんな大事な妻の誕生日だが、あいにく妻と娘が風邪(もしやインフルエンザ?)でダウン。
会社を早退して帰ってきたが、お祝いは翌日以降に先延ばしかな。

燃え上がる嫉妬 [雑談]

今日帰宅すると子供達がまだ起きて待っていてくれたので、ジグソーパズルで遊びながら一日の出来事などを聞いていた。
するとちび子(2歳)のお友達の男の子が遊びに来たらしく、なんとなく聞いてみた。

パパ 「ちび子、○○君が来てくれて良かったね~。ちび子は○○君が好きかな?」
ちび子「うん、しゅき。」
パパ 「何で好きなの?」
ちび子「だって、かっこいいから(キッパリ)。」

この瞬間、足の先から頭のてっぺんまでズキューーーンと衝撃が走りましたよ、ええ。
な、なんやとぉぉぉぉ!?
このクソガキ(見たことないけど)がちび子をたぶらかしやがってぇぇぇ・・・・!!(ともに2歳)

怒るに怒れず、ふてくされてワインを飲みながら真剣に嫉妬してしまった。
脇で聞いていた妻が「ちび子は○○君がカッコイイから好きなのね~。いいね~。」とか言うのを「何がええねん、早過ぎるやろ!!」と真剣に怒ってしまい、呆れられる始末。

あー、まだ思い出しただけでイライラするなぁ・・・(相手2歳)。

なんとなく写真でも [雑談]

何となく最近取ったパリの生活の中での写真を雑感とともに。

先日家族で週末散歩中に見つけたエセ日本料理店。

DSC06278.JPG

突っ込みどころが多すぎて泣きそうだが、特に店名・・・。
こないだもパリを歩いている時に「酒蔵」とだけどでかく胸に書かれたTシャツを着たフランス人に違う場所で2回も出くわしたのだが、そんなのかわいいもん。

これは先週末に家族で行った、ちょっと奮発したランチ。
先日オバマ大統領とサルコジ大統領が訪れたというレストラン。

La Fontaine de Mars
129, rue Saint-Dominique 75007 Paris

DSC06279.JPG

ここで食べた、ソテーしたフォアグラの洋なし添え?がものすごくうまかった。

DSC06281.JPG

フォアグラってフランスにいてもそんなに食べる機会のある食材ではない。
どこかの記事で読んだが、1年に1度くらいにいいレストランでいいフォアグラを食べれば十分とは、確かにそうかも。
しかしこの洋なしのコンポート?をソテーしたのは本当においしかった。
試しに今日家で作ってみたが、どうしても水っぽくなってしまう。
誰か作り方教えてください。

話は変わって、最近4歳になったちび太が書いた山手線。

DSC06289.JPG

もう随分と見てない割には結構特徴を捉えてる。

そしてこれは最近のちび子。

DSC06292.JPG

日増しにおしゃべりが達者になってきて、自分の意志もまあはっきり示すこと。
その点では既にお兄ちゃん以上かも。

そしてこちらは今日電車(RER)の駅で見かけたフランステレコムの広告。
全く意味がわかりません。どなたか解説プリーズ。

DSC06297.JPG

最後に今日家族で行ったパリのディズニーランドでのパレードの一コマ。

DSC06300.JPG

3回目だが、東京ディズニーランドと違ってパレードのダラダラ感が凄い。
そしていつみても不思議な、この独眼竜機関車。
そして乗っているのはミニーマウスぐらいが有名どころで、軒並みマイナーキャラのオンパレード。
なんで!?

CS [雑談]

今年はどうやら原監督の年らしい。
WBC2連覇を皮切りに、ぶっちぎりのリーグ優勝。
我らがタイガースもまだ3位になる可能性はあるけど、借金のあるチームがクライマックスシリーズにでても、全然クライマックスという気がしない。
リーグ優勝チームが決まってもまだ一喜一憂できる意味はあるけど、その副作用でぶっちぎりの優勝が完全にしらけてしまうのも悲しい。

タイガースは今年はけが人が多すぎ。
新井の調子も最後まで復調しないままになりそうだし、赤星も出たりでなかったり。
そんな中で、個人的にもうちょっと見てみたいと思う選手が。
育成枠から一軍にまで這い上がってきた野原祐也外野手だ。
初ヒットも思い切って振って一塁手のグラブを弾く綺麗なライト前ヒットだったし(もちろんテレビでは見れないのでYouTubeだったけど)、野性味があふれていて良い。
今年大活躍の能見や感情を表に出さない鳥谷のような選手も渋くて良いけど、泥臭い近接パワー型の選手もいいなあ。

でも、浮気をするつもりはないけど、最近タイガースの次に気になるのは野村監督率いる楽天の勝敗。
何か野村監督って憎めないキャラで、ぼやかれながらもその監督の有終の美を飾ろうとチームが一丸になっている感じがして好感が持てる。
こちらは同じ3位だったとしても球団の成り立ちや戦力からして胸を張ってCSに行けると思うので、がんばってもらいたいもんだ。

日本シリーズが巨人 vs 楽天なんてのも、これまでの野村監督のキャリアを思うと非常に見てみたい。
まあ、今年の阪神は3位は目指しながらもCSでは敗れ去るというくらいが分相応だろうな。

ちび太の疑問 [雑談]

今日の朝、7時頃に突然パッチリと目覚めたちび太が発した疑問。

「ねえ、いがぐりとウニって似てるねえ!!」

その後間髪入れずにまだ寝てるパパを揺らしながら、「パパ、なんでいがぐりとウニって似てるの!?なんで?!ねえ!」

・・・な、なんなんだ朝から・・・。
でも、確かに何で似てるんだろ?(笑)

鉄コン筋クリート [雑談]


鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]

鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD



日本に帰ったときに、持ち帰ったDVDのうちの一つ。
特に事前知識はなかったのだが、なんとなく絵のタッチが独特で気になったのでフランスまで持って帰ってきた。
数日前に見てみたのだが、・・・思っていた以上に良かった。
正直ストーリーはそこそこなのだが、パッケージで見たとおり絵のタッチが秀逸。
そして何より引き込まれたのは、声優陣が無茶苦茶うまい!
一人二人うまいというのはよくある気がするが、登場人物全員の声優が素晴らしいというのはなかなかお目にかかったことがない。
今まで蒼井優って何が良い女優なのかわからなかったが(失礼な・・・)、見直しました、はい。
やくざの親分役や中年デカ役、主人公達のおじいちゃん役も軒並みものすごい味。
特に帰国した際に購入したヘッドホンで聴いていたこともあり、臨場感がありまくりだった。

ちなみにヘッドホンはDENONのAHD-1000。

ahd1000.jpg

京都駅のビックカメラで買ったのだが、「ソニーフェチなのでソニーのヘッドホンでオススメありますか?」と店員に聞いたにもかかわらずこれをプッシュされたので買ってみたが、いい。

話を戻してこの映画、主題歌もここ2年ほど一番良く聞いているASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当しているのも良い。
このバンドって、今の日本のミュージックシーン(もともとHR/HMファンとしてはこの言葉は嫌いだが)において、唯一とも言っていいくらいバンドサウンドを聴かせてくれる。
初期のアルバムはアマチュアバンドくさいちょっとこそばかゆいようなリズムと歌詞だったのに、3rdアルバムの『ファンクラブ』あたりから一気に一皮むけた感がある。
最近の曲では、『転がる岩、君に朝が降る』は一曲リピートしても飽きない名曲だと思うなあ。
そういえばパリに来る前に社内バンドで100人ほどの前で3曲ほどコピーバンドで歌ったっけ。
あれからもう2年も経つのか。

最後にもう一つ驚いたこと、それはATOK2009の変換精度。
鉄コン筋クリートなんて特殊な単語も一発変換とはさすが。
あれ、またPCネタで終わってる?

ほーむあろーん [雑談]

昨日の夕方に妻のいとこ親子が遊びに来ており、そして今日から3日間の予定でオランダ旅行に旅立っていった。
そして妻とちび太とちび子も。
急遽昨日の夜に一緒に行くことにしてチケットとホテルを取ったのだ。

でも、今週末だけは一人でいるのは有り難い。
月曜日の会議に向けてもう少し準備を詰めたい部分があるのからだ。

と言いながら、朝からゆっくり風呂にはいって、一時帰国した時に持って来たDVDを見てたり・・・。
まあ、ちょっとリラックスしてから。

月曜日のミーティングに向けて後一ピース足りない物は、最後のまとめ。
8ヶ月にわたる議論を集約するためにたった1枚のスライドに落とし込もうと思っているのだが、さてどうするか。
いつもこういう時はギリギリ直前になってシャワーを浴びてる時や帰りの電車の中でパッとイメージがわいたりする。
今回もそうなることを祈って、うどんでも茹でて食べます。

ボヤキ [雑談]

日本に帰ってる間に、何気なく電車待ちの時間に入った本屋で立ち読みして、面白かったのでそのまま買って京阪樟葉から淀屋橋までの往復で読み終えた本。
それがこちら。


野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方 (角川oneテーマ21 A 86)

野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方 (角川oneテーマ21 A 86)

  • 作者: 野村 克也
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/10
  • メディア: 新書



前から気にはなってたけど、楽天の野村監督の著書を読むのは初めて。
あっという間に読めるような分量なのだが、言っていることはなかなか濃い。
その上、自分が関わってきた人を遠慮無くズバズバ切っていくのは痛快というか、球界の長老となったノムさんならではの切り口だ。
例えば、「野球人である以前に社会人たれという意味では、古田の人間教育には失敗した。年賀状一つ送ってこないのがその証拠。」と言った調子。
選手を好き嫌いで見てはいけないという割にマー君への並々ならぬ思いが綴られていたり、息子のカツノリをコーチとして寵愛したりといった若干の矛盾は感じられるものの、一野球人にとどまらず現役時代から常に試行錯誤と努力を繰り返してきて、だからこそ70歳を超えた今でも野球の現場の最前線で乞われる職があるというのはすごい。

対比させる物では無いかもしれないが、パリから日本に帰る飛行機の中で司馬遼太郎の対談集も読んだ。


対談集 日本人への遺言 (朝日文庫)

対談集 日本人への遺言 (朝日文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: 文庫



野球人と歴史小説家といういわば職業的スペシャリストが書いた両本だが、野村監督が野球から入って社会人としての考え方、生き方にまで視座を広げている一方で、司馬遼太郎は恐らく歴史小説家として自然と感じた日本の土地所有や地価にまつわる問題点を切り口にして情緒的に日本の将来を憂いていて、正直言うと論理性と全体感に欠ける議論を展開しているのは興味深い。
言っていることは尤もだがロジカルではないために、作中の大前研一との対談は全く噛み合ってないが一方で宮崎駿とは意気投合していたりするのも面白い。

ただ、だからといって歴史小説家としての司馬遼太郎の価値が下がるわけでは無く、スペシャリストとして一つのことに人生を賭して突出するのか、一つのことを志しながらもそれだけに捕らわれない視座を持ちながら極めていくのかというその対比が興味深く感じられたと言うこと。
自分はどうかと思い返すと、どっちかというとノムさんタイプなんだろうな。
とは言え、テスト生で入団して努力して三冠王にまで登りつめ、45歳までプレイングマネージャーとして活躍したレベルと比べるとめちゃくちゃちっこいけど。

一方で司馬遼太郎と言えば、『翔ぶが如く』と『燃えよ剣』が未読のまま机に積まれている。
じっくり腰を据えて読みたいのだが、それ以前に少しでも語学やマーケティング論、戦略論的な本も読まなきゃと手をつけられずにいる。
ま、そう言いながらも日本で買ってきたPC雑誌を風呂で読んでたりもするんだけど。
ノムさんは遠いわ。

閑散 [雑談]

いよいよ3週間のバカンスも終わり明日から仕事再開なわけだが、この時期パリにいるとどうも気合いを入れづらい。
というのも、街があまりに閑散としているからだ。まるでゴーストタウン。
シャンゼリゼ通りなどの観光地はこの時期もずっと賑やかな状況が続いているのだが、住宅地は7月中旬から人が急激に減り始め、9月頭頃まで街がスカスカになる。
お店も軒並みバカンスで閉まってるし、家にいても外の通りが異様に静か。
雰囲気的には、日本のお盆・・・というより、正月三が日の丸の内といった感じかも。
(もちろんあっちはビジネス街の静けさだけど)
なんか3週間も休んだのに、「あ、ちょと帰ってくるの早すぎた?」と思ってしまうような雰囲気なのだ。

とは言え、明日から年末まではかなり忙しくなるのは必死。
バカンス明けはボードミーティングが集中するので、必然的にそこに向けてプロジェクト運営をしていくことになるからだ。

そういえば高校時代の友人からメールが来て、9月からオランダ赴任になるとの連絡を受けた。
アムステルダムの隣の隣町辺りらしいのだが、ヨーロッパ仲間が増えるのは実にうれしい。
しかもオランダならパリからThalys(タリス)というTGVのような特急でベルギーを超えて3時間ほどで行けるので、東京大阪間のような感覚で行けるはずだ。
彼も確か家を買った直後で子供が1歳くらいと、渡欧する時の状況も僕に似ている。
恐らく最初の6ヶ月は大変だろうが、まあ、大いに苦しめばその後いい思い出になるしな。

今年の年末はパリかアムステルダムの隣の隣町(どこやねん)で再開ですな。楽しみ。

真山 仁 [雑談]

久しぶりに読後感でも。
最近もビジネス書から漫画から小説から司馬遼太郎から9歳児向けフランス語の詳細から色々読んでいるのだが、今回はこのシリーズを。


レッドゾーン(上)

レッドゾーン(上)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/04/24
  • メディア: 単行本




レッドゾーン(下)

レッドゾーン(下)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/04/24
  • メディア: 単行本




ベイジン〈上〉

ベイジン〈上〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2008/07/18
  • メディア: 単行本




ベイジン〈下〉

ベイジン〈下〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2008/07/18
  • メディア: 単行本



うーん、やっぱり真山仁の小説は面白い。
フィクションでありながらかなりの部分を実際の出来事とリンクさせてるので、世界観がものすごくリアルに伝わるし、一気に読んでしまう。
特にこのベイジンとレッドゾーンは両方とも中国を題材としており、中国独特の面子社会や共産党主義がリアルに描かれている・・・気がする。
僕自身が中国に行ったことが無いのでそれがどこまで実情を反映しているかはわからないが。
あ、ちなみにレッドゾーンは高校時代の友人M君が新婚旅行でパリに来てうちに滞在してくれたときにお土産としてもらったもの。めるしーぼくー!!

中国に対してはこれらの小説に描かれているような非常に特殊な社会構造や情報統制について正直かなり違和感もあるし日本とのはあるが、かといってGDPでも日本を抜いて世界第2位になることが確実な事からもわかるように、外交上避けて通れる国ではない。

個人的にも色々思うところはあるし、フランス人やアメリカ人よりも友人になる事が難しいと感じてしまうが、それでもEUの国々がもはや経済協力を超えて新しい新世紀的な国家の形を形成しているのを見ると、うらやましいし、アジア圏でも同じような連携が出来ないかと考えてしまう。
残念ながら全ての面で日本が主導権を取るタイミングは既に逸してしまったが、それでもイニシアチブを巡ってつまらない意地を張るよりは出来る限りの協力体制を前向きに作っていった方がいい。
でも、国家レベルでも個人レベルでも、近いからこそお互いに意識し合ってわかり合えない部分が多いと感じるので、そう簡単にはいかないと思うけど。

閑話休題。
レッドゾーンは真山仁の代表作でもある、ハゲタカ I、IIに続く続編なのだが、一つ残念に思ったのはこれまでのそれぞれ上下巻計4巻ではひたすら現実企業をモデルにしながらもフィクションを通してきたのに、ここに来て「中国のホリエモン」といった現実の個人名に安易に頼った表現をしたことにかなり違和感を覚えたな。
ストーリー自体は掛け値なしに面白いし、ベイジンやマグマと比べて終盤の極度な展開スピードによる尻すぼみ感もないのだが、それだけにその点が気になった。

でも、ここまで書くのは相当な取材力が必要だろうし、何よりこういった経済小説はビジネス的に旬な話題を取り上げるだけに読者に興味を持って受け入れてもらえる期間が短いにも関わらずそういった取材努力を惜しみなく続けるその目的意識に感動すら覚える。

小説の中身より、どうしてそこまで誰にも強制されない目的意識を自発的に持って、そして維持できるのか、機会があれば聞いてみたいもんだ。

ちび太の発熱 [雑談]

昨日の夜からちび太が熱っぽかったのだが、今日の朝起きておでこをさわってみるとものすごい熱が!
体温計(耳温計)で計ってみると、なんと40度近い。
ちび太を病院に連れて行くことも勘案して、急遽会社を休むことに。
とは言っても、先日Blogでも書いたBureaux Distantシステムを使って家からも問題なく仕事ができる。

さて、病院。
以前はフランスで開業している日本人の先生が往診までしてくれたので便利だったのだが(ただその代わり高い!なんと一人あたり3万円オーバー・・・もちろんプライベートインシュランスに入っているため全額自己負担立替払いで、かつ後日ほぼ全額返還されるのだが)、その先生が医院をフランス人医師に引き払ってしまったため、その病院へ行くことに。
とは言ってもいつも日本人スタッフがいて通訳をしてくれるのだが、今日に限ってその人は休み。
それでも先生が気さくな人なので、安心なのだが(とか言いながらフランス語は全て妻任せ・・・)。

しかし病気になって病院に連れて行く度に日本との違いを実感するのが、療養中の食事について。
日本だと「ポカリスエットを飲んで、おかゆのような消化のいいものを中心に、肉はダメ。」みたいなことを言われると思うのだが、こちらフランスでは「コーラを飲んで、お米は少し、鶏肉やハムなら問題なし。野菜は火を通したもので、あとヨーグルトはダメね。」となる。
同僚にも言われたが、風邪の時はコーラがいいらしい。
確かにマラソン選手などは水分補給に炭酸を抜いたコーラを飲むという話を聞いたことがあるが、それってどうなの?
あと、常に鳥とハム、正確に言うとJambon blanc(白ハム?)を常に「食べていいよ」と言われるのだが、僕自身は風邪の時にまで肉を食べたいとは思わないな。

さらに先生に勧められたのが、ホメオパシー。
妻は事前知識があったらしいのだが、ウィキペディアで調べてみたところ・・・

ホメオパシー(homeopathy)は、ホリスティック医療に分類される、代替医療の一種である。「ある症状を持つ患者に、もし健康な人間に与えたら、その症状と似た症状を起こす物質をきわめて薄くしてわずかに与える」ことによって、症状を軽減したり治したりしようとする療法のことである。たとえば、解熱を促そうとする時には、健康な人間に与えたら体温を上げるような物質を含む物質を少量患者に与える。

だそうだ。
要は毒をもって毒を制す的な治療らしい。
肝心の薬はというと、仁丹のようなサイズの砂糖の顆粒がそれで、それを食事前に15粒ほど水煮とかして飲むというもの。
ちび太は「甘いね~」(ちなみにフランスの薬は大人用も激甘のものが多く、どうやら良薬口に苦しといったトレードオフ的な発想はないらしい)といって大喜び。
薬がどこまで効いたのかは不明だが、子供の驚異的な回復力と相まって夕方には随分熱も下がって元気になった。
まずはほっと一安心。

明日は幼稚園に行けるといいんだけど。

トイレのU字工事 [雑談]

やっぱりフランスのサービスクオリティはすごいわ。
いや、日本のそれが質が高すぎるのかもしれないが。

実は、半年以上前からたまにトイレがすごく異臭を放つようになり、アパルトマンのガーディアン(管理人)に相談すると、うちだけではなく全フロアで配管に問題が生じているらしい。
上の階のフランス人夫婦も立ち会って一緒に見てもらったが(ちなみにこの夫婦はすごく優しくて、ちび太とちび子に随分たくさんおさがりのおもちゃをくれたので、ちび太はこの"上のおばちゃん"が大好き)、管理人が壁を触ってみると浮き上がっている石膏の塗装がそのままめり込んで剥がれる。

これは修繕が必要だ!となったのだが、ここはフランス、下水管の全館水漏れといういわば緊急事態にもかかわらず、その後約半年の放置プレイ。
と言っても汚水がそのまましみ出しているわけではないようで、嫌なにおいがする日もあれば、全然問題ない日もあったので、死活問題にまではならなかったが。

そして先月末、ついに工事が開始。
当初は工事担当者が家に来て「2日で終わります」とのことだったので、その間家を空けるのも不安だから、2日くらいならちび太も幼稚園を休ませるか・・・なんて考えていたのが甘かった。

まず、初日。
妻の話によると、11時前頃に何人かでやってきて、1時間半くらい作業した後に「Dejeuner(昼食)に行ってきます。」と言い残して1時間以上中断していたらしい。
そしてその後午後2時半頃に、「今日はこれで終わり。」と言い残して撤収。
その日の状況がこちら。

壁を壊して配管をむき出しにしただけ・・・。

そして、2日目。
前日よりは働いたらしいが、今日で終わりのはずだった工事はこんな感じで来週へto be continued。

しかも、応急処置なのか何なのか、配管と配管の間にはうちで使ってるピンクのトイレットペーパーを適当に詰めてる・・・。
それ以前に驚いたのが、こんなトイレの配管に未だにレンガの管が使われていること。
何でもっと軽くて耐久性のあるプラスチックを使わないのか・・・。

そしてきっちり週末を休んで、作業再開。
その日の終わりの状態が下の写真。
上にある物置につながっている部分をいじったらしいが、上の写真と比べて違いが分からないんですけど・・・。


工事もはや1週間を突破。
まだまだ終わる気配はなし。
そして翌日の終了時がこちら。

ゴムパッキンと金具がつきました。それだけ。
でも、最後までトイレットペーパーでいかなかったことに、それだけでもなんだかホッと一安心。

ドラゴンボールなみに、終わりかと思わせてまだまだ続くぜ!
と思ったら、この翌日(今日だったわけだが)突如「終わりました。」と全員が引き上げた。

ちょ、ちょっと待てーーー!
タイムリーに例えるなら、やるやると良いながら延ばしに延ばしたあげくに突然の終了って、お前は小沢一郎か!!(でも万が一にも小沢首相が消えて、心底良かった)

しかもこれ、石膏で固めたのではなく、周りを板で覆って継ぎ目だけパテのようなもので閉じているだけなのだ。
また、管理人が指で押して凹ませまくった壁は完全にノータッチだし、写真には写っていないが配管の時にハンマーでたたき壊した床のタイルはそのままだったりする。

さすがに妻が問いただしたところ、業者は逆に「この家持ち家?それとも借り家?」と聞かれたらしい。
「借りてます。」と答えると、「ああ、だったらこっから先の作業は大家さんと相談して。」と言って帰って行ったらしい。

もちろん家は不動産エージェントを通じて会社で借り上げてもらってるのだが、そもそも大家のフランス人は現在タイ在留なんですけど。

フランスに来る前に東京でマンションを購入したのだが、その内覧会では小指の爪の先ほどのフローリングの傷でも床の張り直しをしてくれたのだが、今考えるとそれがたまらなく無意味でもったいなくに思えるのは良い意味でフランスに感化されたのだろうか?

一体どっちがスタンダード!?誰か教えて下さい。


3連休だらけ [雑談]

5月はフランス人曰く、ほとんど働かない月だそうで。
年末年始は2週間ほどのクリスマス休暇、2~3月にかけては2週間ほどのスキー休暇(なんと学校や幼稚園も家族でスキーに行きやすいように各校で2週間ずつずらして休みとなる)、そしてこの5月、さらに8月は国中がほぼ1ヶ月間休みとなる。
5月は日本のゴールデンウィークと違って休みが毎週に点在しており、今年のカレンダーを見るとほぼ毎週金曜日が休みというような状況。
まあ、これだけ休みがあって、かつ国民気質から全員がほぼ漏れなく有給をきっちり消化した上で国としての経済が成り立っているのはすごい。

とはいえ、うちの部門は5月に国際会議が集中していることもあって、どちらかというと割と忙しめな月ではあるのだが。

そうは言っても、せっかくの3連休を家族で楽しもうとするのだが、どうにも天気がすぐれない。
フランスの初夏は日差しがあって快晴の時はまぶしいくらいで暑さも感じるのだが、曇ってしまったりすると急に肌寒くなる。
日本の夏は空気自体が暑くて夜も寝苦しく感じるが、やっぱり大気中の湿度のせいだろうか?

昨日も当初ディズニーランドに行こうとしたのだが、ちび太が最近よく見るアンパンマンのDVDにでてくる「しらたまさん」というキャラを気に入っており、「しらたまさんをつくりたい!!」というので、急遽パリで白玉粉を探すことに(笑)
家からそう遠くない日本食材店に行ってみると、2種類くらい売ってたのにも驚いたが・・・。

その後、雨がパラパラと降り出し、結局ディズニーランドに行かなくて正解だったかもしれない。

そして夕方ちび太と白玉団子を作って、今日は妻が作ったお汁粉に入れて食べたら懐かしい味で実に美味しかった。
幼稚園仲間や周りの日本人が近隣ヨーロッパ諸国に旅行しているのと比べると相当こぢんまりした休日の過ごし方だけど、こういうのも悪くはないなあ。
とはいえ、来週は2泊3日のロワール地方への国内旅行に行く予定なので、どうか晴れますように!

豚・・・ [雑談]

来週に年に一度の全社一斉ミーティングが予定されており、それに付随して様々なボードミーティングが開催されるため、最近かなり忙しい。
この3連休も、家から上司と電話会議しながら資料作ったりと、なんか休んだ気があんまりしなかった。

その来週の全社会議、世界数十カ国から300人以上が集まるとなると、当然心配になるのが今パンデミックの一歩手前とされている、新型(豚)インフルエンザ。
さすがにメキシコからの参加はNGになるだろうなあ。

そんな中、職場で3メートルほどの距離に座っている日本好きのスタージュがなんだか今朝からしんどそう。
ランチタイムも真正面に座ったのだが、全く喋らず時折咳き込んで苦しそうなのだ。
さすがに見かねて「大丈夫か?風邪?」と聞くと、「のどが痛いので、社内なる医務室で診てもらってきます。」と言って医者の元へ。

ミーティングから帰ってくると彼がいなくなっていて、その上司である女性ディレクターが僕のところにくるなり「彼はこの週末にメキシコ帰りの友達と会っていたそうなので、ドクターの判断で急遽1週間の自宅待機となったので、もしあなたも少しでも異変があったらすぐに教えて。」とのこと。
まさか自分の身に多少なりとも関係してくるとは・・・。

そういえばこの週末、元業界仲間で今同僚の友人がパリに遊びに来ていて一緒に食事をしたり家に来てもらったりしたが、彼も何年か前にメキシコに旅行に行って無茶苦茶日焼けして帰ってきたっけなあ。
全然関係ない話やけど。

フランスで二次感染した日本人というわかりにくいケースにならないことを祈ります。

ポーカー [雑談]

昨夜は今月末でイタリアに戻ってしまうイタリア人ディレクターの家で、仲の良い同僚が集まってポーカー大会。
集まったのは、イタリア人1人、ドイツ人1人、アイルランド人1人、フランス人4人に日本人1人(僕)というメンバー。
そのうちドイツ人とアイルランド人の2人が女性だったのだが、これが二人とも抜群に美人。
一人のフランス人同僚が口火を切って、「ドイツ人から見てフランス人は恋愛対象としてどうなの!?」とか、そのドイツ人の彼女が昔フランス人ともつきあってたというと「何で別れたの?何がだめだった!?」と聞きまくり。
アルコールもあって、まあしゃべるわしゃべるわ・・・多分、そういうのが嫌で彼女は昔のフランス人の彼氏と別れたんやろうと容易に想像が出来た。
しかし改めて、何故か内のマーケティング部門にいる人は非フランス人ですらみんなフランス語が堪能で雑談やジョークも何の問題もない。
正直仕事以外の会話になると、50%も分からないのがつらい・・・。
分からなくても彼らのオーバーアクションな話は一緒に聞いているだけでも十分に面白いけど。

で、9時過ぎ頃からポーカーを開始したのだが、これもまた性格が出て面白い。
イタリア人は初戦からガンガンに突っ込んで即ハコってるし、一方でフランス人は意外とケチでちびちび賭けてはすぐに降りる。
結局ぼろ勝ちしたのはアイルランド人の彼女。

僕はと言うと、「オリエンタルマジック見せたるで~」と言っておきながら、結果は・・・。
唯一カードを普通に切っただけで「おおおおぉー!」と歓声が上がったけど・・・どんだけみんな不器用やねん。
ま、レディーファーストと言うことで。

グダグダな日曜日・・・ [雑談]

先週は疲れた。
そして、その影響で今週末はグダグダだった。

土曜日こそ妻が子供を通じて知り合った友人家族と一緒に激辛の中華料理を食べに行ったが、日曜日は朝起きてからも疲れが全然抜けておらず、午後はリビングのソファーで子供達の「パパ、遊ぼ-よー」をほったらかしてウトウトと惰眠をむさぼってしまった。ごめんね。
体調がすぐれないのに併せて、最近かなり忙しいのが響いているのかも。

休みの日にだらっとしてても服をかぶせてくれてそっとしてくれる妻に本当に感謝しています。

おとこどし [雑談]

昨日の夜、ちび太(3歳)ととある約束をした。
それは、今日パパが早めに帰ってきて待ち合わせをして夜のエッフェル塔を見に行くというもの。

ここ数日以前書いた東欧諸国へのチャネル戦略サポートなどがあり、チェコやスロバキアやハンガリーやポーランドやウクライナと頻繁に連絡を取っていることもあったりして、結構忙しい。
そう言えば昨日だったか一昨日だったか、今ウクライナのティモシェンコ首相が日本に来ているというニュースを見かけたのだが、な、なんて美人な女性首相なんだ!是非ネットで調べてみて下さい。
でも、ウクライナって確か大統領が数年前に対立候補からダイオキシンで毒殺されかけたとかですごく人相が変わってて驚いたな。

閑話休題。
で、忙しかったが6時過ぎに会社を出て家に到着。
既に途中でちび太と電話していたので、着いた時点でちび太はもう準備万端だった。
パパも速攻で着替えて、エッフェル塔のあるトロカデロ広場までバスで行くことに。
といっても、5分もしないうちに着くんだけど。
ちび太はなぜか「暗くなったらこれで照らすのよ!」と懐中電灯を持参。

エッフェル塔が真正面に見えるトロカデロのシャイヨー宮についたものの、パパは腹ぺこなのでエッフェル塔の見えるレストランへ。
ちび太は既にカレーを食べていたので、ショコラショ(フランスでポピュラーな濃厚なホットチョコレート)を頼む。
パパはグラスワインとステーキを頼んだけど・・・やっぱり観光地のレストランは高いだけで美味しくないわ。

でも、二人で食事しながら話をしているうちに暗くなってきて、エッフェル塔がライトアップされてきた。
毎日見ている風景だけど、こうやって息子と二人だけでレストランで食事しながら見るとまた違うな~。

時間とともに周りはビジネスマンやパーティー帰り(前?)の着飾った人たちでいっぱいになってきて、なんだかちび太と二人でいるのが不思議な感じだったけど、もうこんな場所でも二人でまじめな話もしたり冗談も言ったりしながらゆっくり食事をできるようになったんだな~と実感。

帰りはずーっとパパがだっこで家まで帰りましたとさ。


世界は、マジで狭い。 [雑談]

今の職場にスタージュ(日本で言う大学生のインターン)として来ている女の子がこの4月から8月まで慶應義塾大学に交換留学生に行くという。
僕も慶應の卒業生なので、話は盛り上がり、住む場所や観光名所など色々アドバイスをしてあげた。
しかもパリの家もお互いすぐ近所だったので、日曜日の今日、他の友達などを誘って我が家で食事でもしようということになった。

彼女はフランス人だがカルロスゴーンと同じくレバノン出身なので、「一人一品自分の出身国の料理を作って持ち寄る」という条件で他の知り合いにも声をかけた。

結局我が家4人を入れて13人が集まったのだが・・・驚くべきことに、全員がどこかでつながっていたのだ。

まず、彼女が連れてきた友達の父親が以前日本のうちのグループ会社で働いていたことがあり、他に誘った別の日本人駐在員と知り合いだった。
そしてその彼女と妻が誘った友達が日本で知り合いで、その妻の友達のご主人がレバノン人。

結局全員がどこかで共通の日本人もしくはフランス人の友人がおり、「なんて世界は狭いんだ」と言う話になった。
本当に世界が狭いのか、うちらのコミュニティーが閉じこもってるのかはわからんが・・・。

集まった料理も、レバノン料理はシャワルマ(だったかな・・・よくわからん)という肉とタマネギのスパイス焼きやフンムスという豆やナスのペースト、レモンとトマトの入ったグリーンサラダがあり、日本側は煮込みハンバーグにトンカツ、おにぎりに鯛の煮付けと、異文化入り乱れた豪勢なランチになった。

唯一の失敗は写真を取り忘れたことだが、いやはやどの皿も美味しかったなあ。
異文化を知る(というか食べる)のは、やっぱり面白い。

そして妻は今夏のバカンスを計画中。
ギリシャの島々に1週間か、チュニジアに1週間で悩んでるらしいが・・・どちらにしてもこれまた思いっきり異文化なので、(食事が)楽しみやな。


free counters

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。